元オーストラリア留学生のコンコンタです。
1年間メルボルンに滞在し、4カ月間語学学校に通って英語を学びました。
通っていた学校Impact English Collegeはとても良い学校で非常に充実した留学生活をすごすことができました。
他の学校に比べて少し値段は張りますが、それに見合う価値は十分にあると感じました。
いろいろベタ褒めしますが、この記事を見て皆さんが入学しても僕には一銭も入りません。
商売っ気なしに書いていることを承知の上で読んでいただければと思います。

基礎的な情報
2つの校舎を持つ学校
Impact English Collegeはブリスベンとメルボルンに校舎を構えます。
講師がこの2校間で異動になったりしているらしいので講師の質に差は無いでしょう。
少しお高い
午前or午後の半日授業の学校同士で一般英語コースの価格を比較してみます。
(引用元:オーストラリア留学センター様)
- Impact English $370/週
- Discover English $350/週
- Lonsdale Institute $350/週
- Melbourne Language Center $300/週
コースの内容だったり自由参加クラスの有無などがあるので一概には言えませんが、Impact Englishはやや高額な学校に分類されるでしょう。

何がそんなに良かったの?
値段がちょっとお高い学校ですが、お値段相応に良い部分もたくさんあります。

卒業時の集合写真
徹底した「母国語禁止」
Impact English Collegeの校舎内では「母国語禁止」のルールが徹底されています。
校舎内で母国語を喋ってしまった場合はその日は家に帰されるというルールがあります。
基本的に例外は無く、母国の親から電話がかかって来た場合でも校舎から出るまでは英語しか喋ってはいけません。
こういったルールが無い語学学校に通うと、教室内で母国語が飛び交うような状況が多発するそうです。
外国人の友達を作りにくくなりますし、英会話の練習機会も激減してしまうので無理やりにでも英会話の機会をくれるのはうれしいところ。
ルールがあれば日本人同士で英語で話すのも恥ずかしくはありませんしね。
通いやすい好立地
メルボルンシティ内に位置しており、Southern Cross Stationから徒歩5分ほどの好立地です。
ほぼ全ての路線が停車する駅なので、どこに住んでいても通いやすいです。
学校のすぐ隣にはセブンイレブンもあるので、菓子パンやコーヒーを休憩時間の間に買って来ることもできます。
講師のモチベーションが高い
この学校に通っていて思ったのは講師のモチベーションが非常に高いことです。
講師ごとにレッスンのスタイルは大きく変わります。
アクティビティ重視の人もいれば、文法重視の座学系の人もいます。
Impactの講師はどのタイプの講師にせよ、自分のアイデアを講義に反映させて質向上を図っている人がほとんどでした。
テキストの内容に加えて、自前で教材やゲームカードなどを作ってトレーニングメニューを用意するのは他の語学学校ではあまり見られないのだとか。
メルボルン内の安い語学学校ではプリントを配って自習させて終わりといった内容の授業も多いそうです。

野外オリエンテーションもある
エクストラクラスが無料
Impactの通常のクラスは半日だけです。午前のコースなら朝9時から13時まで。
しかし、授業後には曜日別のエクストラクラスが開催されいて無料で参加できます。
月曜日は会話練習クラス 火曜日は仕事探し支援クラスなど平日5種類のクラスがあります。
中でも会話練習クラスと水曜日の校外アクティビティは新しい友達を作る重要な機会です。
通常のクラスでは内向的な人もいたり、放課後は即バイトに行ってしまう人もいるので自由参加クラスの方が友達ができやすかったりします。
授業を受けてエクストラにも参加し、そのあとに友達と遊びに行けば丸一日英語漬けの日を送ることができます。
アクティビティも充実
毎週水曜日のエクストラクラスは校外でのアクティビティ
毎月スケジュールカレンダーが張り出されるのでそれを見て参加するかどうか決めましょう。
近所の記念公園に観光に行ったり、水族館に行ったり、バーに行ってみたりといろいろできます。
チケット代などは自己負担なので注意が必要ですが、一人で行くよりはずっと面白いはず!
バリスタコースも好評
Impactの特徴としては、一般英語コースのほかにバリスタコースというものもあります。
予約必須な超人気コースで、授業料も時期で異なるそうなので留学エージェントに確認してみてください。
かなり本格的なカリキュラムらしく、食品衛生の基礎知識やコーヒーの知識はもちろん、実際にカフェに行ってボランティアをする実習などもあります。
実習の一環としてImpactのラウンジにあるカフェでアルバイトをしながら練習することもできるのだとか。
カフェでのアルバイトは激戦区なので、雇われたければ基礎知識と何らかの経験は必須
バリスタコースはメルボルンのカフェ道第一歩としてはうってつけなのです。

学校の設備
雑談用ラウンジ
5F、4F、2Fに用意されており、十分なスペースがあります。
ここでランチを食べる生徒は多いですが、満席になることはまずありません。
自習スペースとしても良いですし、友達とのダベリスペースとしても良し
ダベリも英語なら良い会話練習になるので、こういうフリースペースがあるのはありがたいです。
パソコンとプリンタが使える
ワーホリで留学に来た人にとってはかなり助かります。
オーストラリアではシェアハウス生活になる人がほとんどで、当然家にプリンタはありません。
セブンイレブンにもコピー機は無いので、印刷ができるのは図書館かOfficeworksという大手オフィス用品店に限られます。
ネットサーフィンをしながら印刷したり、旅行ツアーを予約してバウチャーを印刷したいときに学校のPC&プリンタは非常に重宝します。
バイト探しをする場合は大量に履歴書を印刷する必要もありますし、印刷した書類は講師にチェックしてもらう必要があります。
PCルームがあるかどうかで留学生活の質は大きく変わってくると思います。
自習用の図書室
ラウンジで自習をすると、おしゃべりする人がいて集中できない!という場合には図書室が利用できます。
図書室という割に貸し出し図書は多くないのですが、自習するにはうってつけ。
ここでは静かにする決まりがあり、皆ちゃんとルールを守って使っています。

どんな人にオススメ?
とにかく英会話したい人
上で述べた「母国語禁止」ルールによって、日本人同士でも英語で会話することが義務付けられています。
加えて、講師の人たちも生徒同士で会話するのを推進しているので積極的に会話に混ざってきてくれます。
プリントだけ配布してもくもく勉強させるだけの語学学校よりは、ずっと多くの会話機会が得られるでしょう。
日本人に優しい環境が欲しい人
先に書いておきますが、決して甘い環境だと言いたいわけではありません。
日本人が少なく、ヨーロッパ文化、南米文化がメインな環境は純粋に疲れます。
外国人ばかりで会話の機会が多いと思うかもしれませんが、案外逆
僕たちの知らない文化や歴史の事ばかりを話すので話についていけないことが多いです。
例えばヨーロッパが大好きで文化や地理に詳しい人がヨーロッパメインの学校に行くのは良いでしょう。
ですが、単に英語を勉強するためだけにそう言った超異文化の環境に行くのはお勧めできません。
Impactは日本人学生が30%程度であり、多めですが多すぎはしない程度の割合です。
多めなだけあり、講師陣も日本の文化や日本人の扱い方に慣れていることが多くとても話しやすいです。
会話のきっかけがつかみやすい上に異文化に苦しむことが少ないので、結果的に早く英語が上達することでしょう。
海外生活初心者
ホームステイ関連のサポートも手厚く、海外初心者にもやさしいのも大事な特徴
受付の相談窓口では、英語勉強の事だけでなくアルバイトの法律についてや、生活の困りごとなど幅広く支援をしてくれます。
母国語メンターも配置されているので、困りごとは母国語で納得するまで思い切り相談することができます。
初心者なら不安が多いでしょうから、語学学校のお金はあまりケチらず手厚いサポートが受けられる場所が良いでしょう。
Impact English Collegeは初心者の僕でも安心して期間一杯通い続けられた学校です。
ぜひ一度調べてみて、語学学校の候補に加えてみてはいかがでしょうか。