元オーストラリア留学生のコンコンタです。
メルボルンで1年間、アルバイトをしながら生活をしていました。
滞在期間中にオーストラリアの各都市に数日間の旅行に行っており、オーストラリア旅行のコツのようなものも見えてきました。
オーストラリアのどの都市がオススメか、どんな風に日程を組めばいいかをご紹介していきます。

オーストラリアの定番旅行先
主要都市+α
オーストラリアの定番の旅行先は、いわゆる主要都市と呼ばれる都市+エアーズロックです。
- ケアンズ
- ブリスベン
- ゴールドコースト
- シドニー
- メルボルン
- パース
- エアーズロック
各都市間のフライト時間
各都市間のフライト時間のイメージ図を用意しました。
図中の矢印は見辛くないように経路を抜粋しただけなので、実際には全都市間を飛行機で移動できます。
観光する都市を選ぶ際の参考にしてください。

各都市の特徴
都市の特徴早見表
各都市の特徴を早見表形式で用意しました。
パース&エアーズロックには行ったことがありませんので、調べた情報を元に推測しています。
以下で各都市について解説していきます。
ケアンズ
自然溢れる都市ケアンズ 目玉はグレートバリアリーフです。
主要都市の中では物価が安く、田舎感のある場所
観光ビジネスが盛んで、沢山の自然派アクティビティがあります。
海水浴や、アクテビティを色々楽しむつもりなら5日程度滞在しても良いでしょう。
逆にそれらが好きでないのなら2日程度でもやる事がなくて飽きてしまうかも
プール付き公園があり、グリーン島をはじめとした美しい海水浴場もあることから泳ぐのが好きな人は大いに楽しめる都市です。
反面、ショッピングを楽しみたいような都会派の方にはちょっと不向き。
詳しいことは以下の記事にまとめてあります。
ブリスベン
のどかさと都会さを合わせ持った美しい都市
これといって大きな目玉はありませんが、街並みが美しくショッピングを楽しみつつ公園でゆったりと過ごすこともできます。
規模が大きい都市でもなく、アクティビティなどもあまりないのでやることは少なめ
3日も滞在すれば大抵のことはやり尽くせるでしょう。
ゴールドコーストと距離が近いのも特徴で、電車で1時間半程度
この2都市をセットで楽しむ人がほとんどです。
こちらの記事に僕が旅行した時の様子があるので、参考にしてください。
ゴールドコースト
オーストラリアの定番リゾート地
サーファーズパラダイスという地域が有名で、その名の通りサーファーに人気なビーチがあります。
高層のリゾートホテルが立ち並ぶ地域で、ビーチ遊びとショッピングが心行くまで楽しめる美しい都市
新婚旅行などの贅沢旅行にうってつけな場所です。
ゆったりと過ごすには良いですが、観光名所のような場所は少なめ
どれだけバカンスを楽しみたいかで滞在日数を決めると良いでしょう。
リゾート地なだけに節約旅行ではやる事が少なくなりがち
お金を使う気がないのなら、ブリスベンに滞在してゴールドコーストには日帰り旅行で来るくらいで十分です。
僕の節約ゴールドコースト観光の模様はこちら
シドニー
僕個人としては一番オススメな旅行先
オーストラリア最大の都市シドニーです。首都ではありません。
目玉は何と言ってもオペラハウス。これを見るだけでも来る価値があります。
綺麗な夜景やショッピングはもちろん、アクティビティも充実
ツアーを予約してブルーマウンテンズに行けばオーストリアの大自然に触れることもできます。
3日間くらいでも楽しめますが、ちょっと物足りなく感じてしまうかも
5日間滞在すればツアーも楽しめて満足できるでしょう。
物価は高いですが、安いバックパッカーズホテルもあるので節約旅行も可能
なんとカプセルホテルもあるので、一人旅行も快適に安く楽しめます。
夜景やオペラハウスなどの建造物の見学は無料ですから、案外お金をかけずに楽しむ事ができます。
シドニーの観光スポットや楽しみ方はこちらの記事で
僕が実際に参加したオススメのアクティビティについても書いてあります。
メルボルン
オーストラリアNo.2の大都市
世界一住みやすい都市ランキングに1位だったり2位だったりで常連な都市
大きな目玉は無いものの、便利な路面電車のシステムなど、色々な文化を学べる場所です。
中心街を走る無料の路面電車や、紙の切符が全面廃止された交通機関など、住みやすい都市とされる理由を体感できる場所
ショッピングも大いに楽しめますし、夏に行けば綺麗なビーチで海水浴も楽しめます。
グレートオーシャンロードなどの自然景色を堪能できるツアーもあるので、日程に余裕があればこれに参加するのも良いでしょう。
街は大きくは無いので2日もあれば主要な場所は周りきれます。
夏に行けばビーチが楽しいので4日以上とっても退屈することはありません。
注意点として、オーストラリアの南端にあることから冬は東京の冬と同じくらい冷え込みます。
他都市と違って上着が必要ですし、冬は見所が減るので季節には注意しましょう。
1年間の留学生活を振り返ってオススメポイントをまとめた記事がこちら
パース
引退後の移住先として人気らしい都市
世界一美しい都市とも呼ばれているそうで、のんびり過ごすのはこの上ない場所なのだとか。
僕は行った事がない場所なので、知っていることだけ書きます。
都会らしいゴミゴミした印象ではなく、田舎のようなゆったりとした感覚の場所
美しい自然が溢れる公園などがあり、街を歩いているだけでも立派な観光になるんだそうです。
田舎っぽさはあっても物価はシドニーに次ぐ高さだそうなので、ホテルは高いかも
パースを訪れる上でネックになるのが移動時間
上で挙げた都市間の飛行時間図を見てわかるように、主要都市の中でパースだけ離れた場所にあります。
せっかくの海外旅行の時間をフライトに費やすのは勿体ないので、日程に組み込みづらいのが辛いところです。
エアーズロック
日本では非常に有名なオーストラリアの観光地
人が住む場所ではないので、ここへ行くには都市間移動のように飛行機が必須です。
2019年から登山が禁止になるとかで、観光客が増えているんだとか。
現状でも登頂するにはかなり条件が厳しく、天候などの運が大きく左右するそうです。
街らしい場所でも無いのでショッピングなどはできません。事前によく調べてから行くようにしましょう。
実は、ここも僕は行っていません。
理由としては、意外と世界的に有名な場所ではないらしいからです。
語学学校のスペイン人の友達は「聞いた事がなかった」とすら言っていたので、じゃあいいかな・・・という気持ちになってしまいました。
行くのに時間もかかるし、結構お金もかかりますし(6万円とか)。

日程の組み方
フライト時間が1番の無駄
お分かりだとは思いますが、フライトの時間は非常に勿体ないです。
飛行時間が2時間程度だったとしても、1時間半前には空港で待機する必要もありますし、空港⇄中心街の移動時間や費用も馬鹿になりません。
フライト1回ごとに1万円〜2万円ほど旅費がかさむので、そんなお金があるなら1日ツアーにでも参加した方が有意義です。
2都市までにしよう
日本人の旅行者と何人か会い、3都市を2日ずつでまわるような日程を組んでいる人が多かったのですがオススメできません。
色々な都市を回りたいからと言って、2日刻みで移動を繰り返すような日程にすると疲れてしまいますし、観光できる時間が非常に短くなります。
この先の人生で再びオーストラリアに来るチャンスがあると信じて、1回の旅行では最大でも2都市までに抑えましょう。
5日くらいの日程なら、1都市に抑えて2〜3個の観光ツアーに参加した方が費用的にも体験的にも有意義だと思います。
旅行の目的を定める
旅行先の1〜2都市を決める際には旅行の目的をザックリと定めましょう。
以下のどちらかを選ぶ形でも良いです。
- 普段とは違う景色でゆったりとバカンスを楽しみたい
- 色々な所を観光して文化を学んだり、新しい経験をしたい
バカンス派の人にオススメなのは、ケアンズ、ゴールドコースト&ブリスベン、パースなどの都市
観光派の人にオススメなのはケアンズ(短期)、シドニー、メルボルンなどの都市がオススメです。
あくまで僕の個人的な目安なので、自分で調べて気に入った都市へ行くのが一番です。
ググったり、当サイトの他の記事を読んでいただいて「ここへ行きたい!!」と思える場所を見つけてそれを中心にして日程を組み立てるのが結局一番良いです。
あまり目移りしすぎず、自分の目的にぴったりな予算と時間の配分をすればきっと有意義な旅行になる事でしょう。