オーストラリア留学中に通っていた語学学校での経験について書いていきます!
この記事はこんな人におすすめです!
- 海外留学に興味あるので、留学先の生活のイメージが知りたい!と思う人
- 語学学校って行く意味あるの?海外でバイトしてるだけじゃダメなの?と思う人
- 仕事を辞める、または休職して留学を考えている人

私の通っていた語学学校の簡単な紹介
語学学校と一口に言っても、学校によって違う部分も多いので、まず前提として私の通っていた学校について簡単に紹介します。
私が通っていた学校は、オーストラリアのメルボルン市内にある「Impact English College」というところです。
Impact English College公式Webサイト
日本人には人気の学校で、私の体感では生徒の国籍は以下のような比率でした。
日本 :25%
コロンビア:25%
ブラジル :10%
スペイン :7%
タイ :7%
台湾 :7%
フランス :5%
イタリア :5%
その他 :9%
※完全に私の体感です。正式なデータではありません。
メルボルン内では日本人比率の高い学校だったと思います。
しかし、多いとは言っても4分の1程度でしたし、語学学校内には母国語禁止のルールがあったため、英語学習の環境としては問題無かったと思います。
Impact English Collegeの紹介や、学校選びの個人的な意見については、別の記事に記載するつもりです。
結論だけ言うと、とても良い学校だったと思います。満足できる学校生活を送れました。

クラス分けについて
※ここから下の内容は、Impact English Collegeでの経験をもとに書いています。
カリキュラムなどは語学学校によって変わってきます。
クラスの構成
クラスは英語力によってレベル分けされていました。
メルボルン市内のいくつかの語学学校では、以下のようなレベル分けが一般的にされていました。
※英会話レベルを私の主観で書いています
- Elemental … ほとんど喋れないレベル
- Pre-Intermediate … 簡単な挨拶、単語レベルでの意思疎通ができるレベル
- Intermediate … 簡単な英文で、間違いながらも会話ができるレベル
- Upper Intermediate … 間違いながらも正しい文法で英文で会話ができるレベル
- Advanced … 時々間違えても、不自由なく会話できるレベル
学校の自由参加のアクティビティでは、他のクラスの学生と話す機会もありましたので、そこで感じたレベルごとの印象を添えてみました。
とはいえ、クラス分けは会話力だけでなくペーパーテストの結果も大いに考慮されるので、一概には言えません。
私は4カ月在籍し、最初の2カ月はIntermediate、残りはUpper Intermediateに所属していました。
入学時のクラス分けテスト
入学時に英語のテストを受け、その結果に応じたレベルのクラスに配属されます。
テストは下のような内容でした。
- 文法、長文読解のペーパーテスト
- テーマを与えられ、それについて英作文をできるだけ多く書くテスト
- 1:1での面接形式のスピーキングテスト(3~5分程度)
TOEIC650点程度の知識があった私は、中級のIntermediateクラスに所属することになりました。
受験の時以来あまり英語を勉強していない・・・という学生さんは、Pre-Intermediateが多かったと思います。
友人の中には、高い成績を収めて、Upper Intermediateでスタートした学生もいました。
しかし、最上位のAdvancedからスタートした学生は一人もいませんでした。
在学中のレベル変更について
最初のクラス分けテストの出来が悪かったとしても、落ち込むことはありません。
講師の判断や、本人の希望によって、随時クラスは変更されていきます。
学校のスタッフから聞いた話では、一般的には10週間程度で上位クラスへレベルアップしていくとのことでした。
講師の判断でクラスのレベルが変わるケースとしては、以下の場合のようでした。
- 毎週行われる各テストで、好成績を収めていた場合
- 授業中に行われる会話などで、上位クラスレベルの英会話ができていた場合
上位クラスへ移動するのに十分な英語力があれば短い期間でもレベルアップすることができるようです。
実際に、私の友人(ブラジル人)は最初のクラス分けテストではIntermediateに配属され、その後5週間程度でUpper Intermediateにレベルアップしました。
その後、4週間程度でAdvancedまでレベルアップしていました。
あとは、生徒の強い希望によってクラス変更が行われるケースもありました。
私の友人(日本人)は今のクラスのレベルについていけていないと感じ、講師にレベルダウンさせてほしいと依頼して、実際に下位クラスに移動していました。
また、レベルアップの希望を講師に伝えることで、多少テスト成績が足りていなくても、レベルアップさせてもらえるケースもあるようでした。
このあたりの制度は、皆さんが通う語学学校によって当然変わってきます。
参考程度に留めておいてください。

授業はどんな感じ?
海外の英語の授業・・・というと、日本の学校英語に比べてアクティブなイメージがあると思います。
実際その通りで、スピーキングの練習アクティビティなどはある程度用意されています。
しかし、日本人がイメージしているほど、アクティビティに溢れているというわけではありません。
基本的には、テキストに沿ってこんな内容で勉強していきます。
- テキストの内容に沿って文法のルールを学ぶ(例:完了形、仮定法…etc)
- 学んだ文法を含んだ長文テキストを使ってリーディングの練習
- CD教材を使ってリスニングの練習
- 学んだ文法を使ってクラスメイトと会話してみるゲーム形式アクティビティ
…日本の英語学習とそこまで大差が無いと感じましたか?
実際、現地で会った日本人学生は、「期待していた学校と違った」という風に言う人もいました。
↑ 語学学校の授業で実際にプレイしたゲームアクティビティ

学校によってはカリキュラムの質が低いことも・・・
※この項目は私の実体験ではなく、現地の(主に南米系の)友達から聞いた話も多く含みます。
他の語学学校に通っていた友達から、学校の様子を話で聴く機会が結構ありました。
聞いた話からすると、私のいたImpact English Collegeは、メルボルン市内の語学学校の中ではやや高額な代わりに講師の熱意が高く、アクティビティが充実していた学校のようです。
価格の安い学校では、講師がプリントを配って練習問題をやる時間がほとんど・・・ということもあるようです。
運悪くそういった学校に入学してしまった場合は、クラスメイトとの会話の機会を作らなければメリットはほぼ無いと言っても良いでしょう。
コロンビア人の友人は、最初に入学した学校のカリキュラムがあまりにも不満足だったために2週間で退校し、私のいた学校にやってきたと言っていました。
もし、学校選びに失敗したと思ったなら、早めにアクションを起こすのが良いでしょう。