イラストでTwitterのバズを狙うには? ~画力以外の勝負どころ~
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2019年10月6日

アマチュアクリエーターのコンコンタです。

時々TwitterやPixivにイラストを投稿したりしています。

 

かつては僕も神絵師たちのようにTwitter上で何千RTを獲得できるようになりたいと思っていました。

しかし、バズる人たちの特徴を調べていく内に自分のスタイルとは違うと感じて諦めてしまいました。

結論を簡潔に書くとバズるための活動が必要になってくるわけです。

 

詳しくは記事に書いていきます。

 

 



 

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少ない画力でバズる

前提として

この記事で書いていくのは「求められる画力のレベルを最小限にしつつTwitterでバズを狙う方法」です。

画力をつける方法ではありませんし、Twitterで絵の仕事を獲得する方法とも違います。

 

当然打算的になりますし、絵を描くこと以外の努力も必要になってきます。

この記事は読者は画力に自信がない人という前提で書いていきます。

 

 

 

努力は必須

あくまで最小限の画力という話なので、バズるための努力は大いに必要になります。

気ままに好きな絵を書いて数字を得られるのは十分な画力を持った神絵師たちだけです。

 

画力がないのなら日々の大半をTwitter活動に割くくらいの覚悟が必要です。

 

 

 

 

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バズるアカウントの特徴

バズるとまで行かなくても、画力の割に高いファボ数、RT数を獲得しているアカウントにはいくつか特徴があります。

 

ジャンルを固定している

 

これはほぼ必須です。

ジャンルとは絵のテーマにする作品のことです。

例えばディズニー作品の二次創作イラストを書いたのなら、そのイラストのジャンルはディズニーだとかトイ・ストーリーということになります。

 

画力が足りない以上、消費者から見ると私たちの絵には価値はありません。

私たちの絵に足りない価値は絵のテーマとなるジャンルの人気に補ってもらう必要があります。

 

何かのジャンルにどハマりしていると、品質を問わずそのジャンルの創作を無条件に集めたくなる人が沢山います。

ジャンルを固定して高頻度に作品を生み出し続けると、そのジャンルが好きな人からフォローされることがあります。

 

オタクのTwitter界隈では、ジャンルごとにアカウントを持つ人は珍しくありません。

違うジャンルのイラストをリツイートするのは相互フォロワーさんの迷惑になるという発想があるため、ジャンルを絞らないとなかなかRTしてもらえないのです。

 

 

 

 

高頻度でイラストを投稿する

これも必須です。

Twitterはpixivと違ってイラスト共有のために作られたSNSではありません。

描いたイラストは時間が経つと後ろへ後ろへと流されていってしまいます。

 

他のアカウントをフォローするという行動はその人の発信する情報を逃したくないという発想から生まれます。

頻度高く有益な情報を発信する人をフォローするというのがTwitterユーザーの基本動向です。

 

頻度が無ければその人をフォローする必要はなく、時々思い出した時にその人のアカウントを見ればいいや程度に思われてしまいます。

高頻度でイラストを出せば「またこの人イラスト出してる!次はいつかな?」と次の発信の機会を期待してもらえるようになるため、フォローしてもらえるでしょう。

 

 

 



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イラストを描くとき

シチュエーションにこだわる

私たちは画力で勝負してはいけません。

人体イラストをポーンと紙の上に描いたって、目を引くことはできないでしょう。

 

画力がダメならシチュエーションを考えましょう。

その作品の特徴や、人気なキャラの組み合わせなどをよく考えみんなが共感してくれそうなやり取りを考えましょう。

 

多少絵が簡素でも、シチュエーションが良ければエモい!尊い!という感じでRTしてもらえるでしょう。

ジャンルの人気を最大限に引き出し、画力以外の部分でバズを狙っていきます。

 

 

 

 

キャラクターの需要を考える

ジャンルを固定すべきという話を書きましたが、特別需要の高いキャラクターなどがいる場合は流行に乗ってみるのも良いでしょう。

少し前には「クッパ姫」なんていう非公式キャラクターの創作が爆発的に流行ったりもしました。

クッパなんて誰でも知っているキャラクターですし、当時は凄まじい需要を誇ったキャラクターでもありました。

 

違うジャンルの絵を描いてみることは練習の面でも良い効果があると思います。

少しミーハーな気はしますが、世間の流行に流されてみると新しいファンを獲得できるかもしれません。

 

 

 

 

海外ウケを考慮する

日本には無数の神絵師が存在しており、Twitter上でイラストをみている日本人ユーザーはかなり目が肥えています。

供給が十分にあるので、絵の実力で劣る私たちの絵に注目してくれることはなかなかありません。

 

しかし、海外はまだまだ絵師が少ないようです。

日本人には見向きもされないような私の絵でも、外国人からは沢山のRTやファボをもらえたことが多々あります。

 

海外でもウケている作品は主にコンシューマーゲームなどが多いです。

世界中で発売されているゲームの二次創作などを描くときは、外国人向けのハッシュタグも付けてみるとより多くの人に見てもらえるかもしれません。

 

 

 

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コミュニケーションを取る

自分から仲間を作りに行こう

何度も描くように、私たちは画力で勝負してはいけません。

絵だけをポンポンあげてバズり続けられる神絵師とは違い、仲間同士で絵を宣伝しあってファンを共有していく必要があります。

 

この時、絶対に必要なのが自分からコンタクトを取るということです。

画力で光るものが無い私達に話しかけてくれる人はそう多くありません。

リプでもフォローでもアクションはこちらから起こしましょう。

 

宣伝のために人とコンタクトを取るというのは少し打算的な気がしますが、思いがけず気があって友達になれるかもしれませんよ。

 

 

 

 

イラスト仲間の絵をRTしてあげよう

相互フォローの関係になったところで、交流しなければ意味がありません。

さらに言えば、リプを交わすだけでも大きな意味はありません。

相手も絵描きなら、相手が頑張って描いた絵をRTしてあげましょう。きっと一番喜んでくれるプレゼントです。

 

画力不十分である私たちと繋がってくれているのはあくまで絵描き仲間であるからです。

私たちのファンではありません。相手がこちらの絵をRTしてくれることはまず無いでしょう。

「お互い励ましあってやっていきましょう」というメッセージを込めて、先にこちらから手を差し伸べるべきです。

 

 

 

同じジャンルのファンをフォローしよう

自分が描いているジャンルのファンをフォローするのも有効です。

特に自分の絵をRTしてくれたような人とは積極的に繋がっていきたいものです。

 

私たちの絵をRTしてくれるような人は、熱心に情報収集してどんどんRTしている人なのでしょう。

そういう人をフォローするとそのジャンルの二次創作について情報が集まってきます。

その人経由で新たな同ジャンルファンを見つけられるかもしれません。繋がれれば絵を見てくれる人が増えます。

 

 

 

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打算は不可避

ここまで記事を読んでいただき、打算的だなぁと不愉快な気持ちになった方もいるかもしれません。

しかし、画力以上に評価を得ようと思えばそれは避けられません。

 

上に書いたように私はこういったバズりの努力は諦めていますが、悪いことだとは思いません。

誰にも見てもらえない絵を書き続けるのは結構辛いものです。

他人からの評価を得たいと思うのは自然なことです。

 

ただ絵が上手くなりたいのか、他者から評価されることも重視したいのか。

自分の気持ちに素直になって、自分の心を満たせるような趣味活動ができると良いと思います。