もう少ししたら海外留学・・・でも、どんな勉強をして準備すればいいの?
そんな不安を抱えた方にとって少しでも参考になればと
- 留学前にして良かったと思えた勉強
- 留学前にやっておけばよかったと思った勉強
- しておかなくても良かったと感じた勉強
について、まとめてみました。

留学前にして良かったと思えた勉強
単語帳での勉強
英語学習の定番ですね。
受験勉強でも、TOEIC対策でも単語の勉強が最重要となるのは言うまでもないことでしょう。
そして、これは間違いなく英会話でも役に立ちます。というより、試験と違って範囲が限定されないため、
試験対策以上に単語力が重要になります。
私も、日本で単語の学習は毎日していたにもかかわらず、単語力不足を実感して留学先でも続けていました。
理想としては、こういう日本でもできる学習は日本で終えて、渡航先では会話の練習に集中したいものですね。
IP電話を使った英会話レッスン
非常におすすめです!
リスニングやスピーキング・・・いわゆる、英会話力を高めるためには、実際に英会話の練習をしてみることが不可欠です。
ただし、日本人相手に英会話の練習をしていても、お互いに日本人訛りで喋っていますから効果は薄いでしょう。
少々高額ではありますが、英会話教室でネイティブスピーカー講師とのマンツーマンレッスンなども受けることもできます。
しかし、かつての私は仕事が忙しく、終業後に英会話教室へ行き、1時間程度のレッスンを受けることなど到底できませんでした。

Skype英会話なら自宅で好きな時間に英会話レッスンが受けられる!
そこで私が活用していたのは「レアジョブ英会話」というサービスです。
skypeというIP電話ソフトを使用してスマートフォンやPCを通して、フィリピン人講師による英会話レッスンを受けることができます。
レッスンは1回30分と短いですが、仕事との両立が必要だった私には丁度良い時間でした。
さらに、1日1回好きな時間にレッスンを受けられるので、毎日都合の良い時間にレッスンを受けられます。
(受けないのも自由ですので、忙しい日は自由にお休みできます。)
レッスンの質は講師にもよりますが、講師の登録数は非常に多いので、しばらく続けていれば自分に合った講師が見つかることでしょう。
さらに価格がとても安く、月額5800円で毎日レッスンが受けられます。
(通常の通学型英会話では、月額2万円程度かかります -_-; )
私は留学前に100回程度のレッスンを受けており、「本当にレアジョブやってて良かった・・・」と心から思いました。
英語の練習ができるという点だけでなく、ビデオ通話で顔を見ながら外国人との会話経験をたくさん積めるというのが何よりも大きな強みだと思います。
このレッスンのおかげで留学先で外国人を見ても、恐れることなく自分から会話を始めることができました!
(留学先で出会った一部の日本人は、英語以前に外国人と話すこと自体をかなり怖がっていました・・・)
さらに、語学学校の集合型の授業では会話の機会が不十分だと感じたので、オーストラリアに留学中でもマンツーマンで会話ができるレアジョブ英会話を続けていました。
マンツーマンでの会話経験を積むというのはそれほどまでに大切なことなのです。
挨拶程度しかできない初心者の方でも問題なしです!
無料体験レッスンが2回まで受けられますので、是非試してみてください!
海外ドラマを英語字幕付きで視聴
これも高い効果がありました。
英文法、単語の勉強というよりも、相手に何か言われたときのとっさのリアクションに使える表現などが身に付きます。
日本語で例えるなら、「ちょっと~勘弁してよ~」だとか、「いいねぇ!」などにあたる英語でしょうか。
あとは、各表現のニュアンスや、使う状況などもある程度学ぶことができます。
例えば、「Close the door.」 と 「You close the door. OK?」 と 「Can you close the door?」の違いなどですね。
ちょっとしたアクセントの差によって意味合いも変わってくるので、こういったことはテキストで学ぶのは難しいです。
私は英語でのユーモアセンスを磨きたかったこともあり、「friends」や「hull house」といったコメディを見て
学習を続けていました。(ちょっと古いものですが・・・。)
コメディで学んだ英語でのふざけかたは、仲の良い友達とのやり取りで実際に使えます!
渡航先でできた友達との間でも、「お前はユーモアがあって面白いな!」と褒めてもらえたりもしました。
おすすめです!
~ まとめ やってよかった勉強編 ~
- 単語帳での勉強は鉄板!英会話でも欠かせません!
- 外国人との会話に慣れよう!ビデオ通話レッスンのコスパが最高!
- 友達との砕けた会話は教科書には無い。海外ドラマで雰囲気をつかもう!

留学前にもっとやっておけばよかったと思った勉強
発音と合わせた勉強
日本での英語の勉強といえば、試験対策のことを指すのが大半です。
TOEICにしても、受験にしても、現在日本で受ける試験ではスピーキングの能力が問われません。
そうなると、勉強の際に発音がわからない単語があったり、発音が難しい単語があったとしても読解さえできてしまえば無視してそのまま次に進んでしまいがちです。
しかし、発音を勘違いして覚えてしまった単語は英会話の中では確実に障壁になります。
私も無意識のうちにそういった単語を抱えており、留学中に電子辞書の発音機能を使いながら、読み慣れた単語帳をもう一度勉強し直しました。
発音を覚えれば単語も文章も覚えやすくなりますし、最初から正しい発音、アクセントで学習を進めていればよかったと後悔しました・・・。
これから英単語を勉強する皆さんは、是非発音も一緒に覚えましょう。
英語ドラマのセリフを真似して発音してみるのも有効ですよ!
ドラマの台詞の文法、単語を細かく調べて理解する
海外ドラマを英字幕で見るのが有効!という話は上で書きました。
私はこの学習をする際、「英語の音の感じさえ覚えられればいいっしょ~♪」という感覚で見ていました。
途中わからない文章や、英単語があったとしても、物語上気になった部分以外は特に調べず、分かった気になって次に進み続けていました。
留学してからしばらく経ったとき、自分の英会話力不足を痛感していた私は再び英語ドラマでの学習を再開しようと考えました。
そして、日本で見ていたドラマを再度見直しているうちに、あることに気が付きました。
ドラマの中で使われている英語表現というのはやはり実際の英会話でもよく使われているものが多かったのです。
さらに、語学学校での文法の講義で得た知識によって、渡航前よりも理解できる文章が増えていることにも気が付きました。
(考えてみれば当たり前のことなのですが。)
何が言いたいかというと、コメディドラマの中で使われるようなくだけた日常表現や、数々のジョークもベースは中学、高校で学ぶ英文法であり、ドラマ中の会話の文章を細かく正確に理解することで、学校で学ぶ堅苦しい知識と日常会話を結びつけることができるのです。
ドラマの全台詞を細かく調べて理解するのは時間がかかり、かなり面倒な作業です。
しかし、それに見合った効果があります。留学前に十分な勉強時間が取れるのであれば、やってみてはいかがでしょうか。
~ まとめ やっておけばよかった勉強編 ~
- 発音を間違えたら伝わらないし聞き取れない!せっかく単語を覚えるなら発音と合わせて!
- 例文の音読、海外ドラマのセリフの物マネも効果的!口に英語を馴染ませないととっさには喋れない!
- ドラマのセリフはそっくりそのまま使えることも!文法を理解すればアレンジも簡単!

しておかなくても良かった感じた勉強
スラング、少し下品な表現の勉強
「学校で学ぶような形式ばった英語なんて誰も話してないよ!クールなスラングを学ばなきゃ外国人とは話せない!」
などと考えて、渡航前にスラングなどを調べて意識的に学習していた時期がありました。
しかし、実際に渡航してみて気が付いたのは、留学生にこれらの表現を使い機会は無いということです。
語学学校のクラスメイトは皆英語勉強中の外国人です。特殊なスラングなどが「こんな表現もあるんだよ~」と話題になることはありますが、実際にそんな表現を使っても通じません。
日常生活において、ネイティブスピーカーと話す機会があったとしても使うことはないでしょう。
留学先に行けば、私たちは明らかに外国人です。
「アジア人は英語が喋れない」というイメージが定番ですので、イケイケなスラングで飛ばしてくる外国人はあまりいません。
私たちだって日本在住のアメリカ人に対して
「やっぱ外人ってイケメン多いよね~!マジうらやま!」
みたいな表現を使うことはありませんし、通じないことは明らかでしょう。
留学先の国というのは基本的に多国籍国家でもあるので、英語が第二、第三言語であるという人も多いです。
(インド人、マレーシア人といった方々は英語が上手ですが、あくまで第二公用語です。)
そういう人たちは、あまりスラングを使わず、基本に忠実な英語表現を好みますのでこちらがスラングを話す必要もありません。
ジョークも基本的な英文法で十分面白可笑しく話せます。

スラングだって話す人はいるんだから知ってた方がいいでしょ? と思うかもしれません。
確かに、スラングなども知っておいて損がない知識ではあります。
しかし、重要なのは勉強の優先順位です。
まだ英語力が未熟であるという自覚があるのなら、もっと基本的な勉強に時間を使うべきでしょう。
私はスラングの学習使った時間を、少しだけ後悔しました。
~ まとめ やらなくてもよかった勉強編 ~
- クラスメイトにスラングを使っても通じない。
- 私たちは外語人。ネイティブの人たちも私たちにスラングは使いにくい。
- スラングも知ってて損はない。でも、もっと他に知るべきことがある。