コンコンタです。1年間オーストラリアに留学していましたが、恋人はできませんでした。
よく友達から「外国人の恋人できないの?」と聞かれますが、それはとても難しいと思います。
お前がモテないだけだろ!!
そう思ったあなた!一理ある!
けど、他にもいくつか論理的な理由があるので見て行ってほしい。

出会いの機会はどんなとき?
定番!語学学校
ご想像の通り、語学学校が一番出会いが多いと思います。
学生時代を思い出してみれば、わかることでしょう。
とはいえ、語学学校の付き合いというのは小学校中学校とは違ってかなり短期間。
国籍も違えば年齢も留学に来た目的も違いますので、自然と仲良くなれるわけではありません。
まず打ち解けるのにもそれなりに努力が要りますし、恋人作りとなるとさらに難しいです。
ド定番と言える語学学校ですらそれなりの難易度です。
留学中に素敵な出会いが自然に起こるわけではないというのは分かってもらえたことでしょう。
友達づてのパーティー
こちらもなかなかチャンスがあります。
オーストラリアは文化的にかなりフレンドリーで、パーティーに友達を連れて行ったりするのは当たり前でした。
友達に誘われていったパーティーでも出会いが満載なわけです。
とはいえ、外国人だらけの社交パーティー。
かなりの社交性が要求されることは間違いありません。僕も何度もそういったパーティに行っていますが、日本人は日本人グループで固まってしまっているところをよく見ました。
僕は外国人と話をしたかったので日本人グループを避けていましたが、外国人もそちらでグループを作りがちなので入っていくのは結構敷居が高い。
とはいえ、入っていって拒絶されたことなんて一度もありませんでしたが。
要は受け身になっていては外国人と話をすることすら難しいってことです。
出会いが欲しければ自分からズンズン進んでいきましょう!
ミートアップイベント
BARなんかで開催される社交イベントのことです。
僕が留学していたメルボルンではLunguage Exchangeというイベントがあり、よく参加していました。
それについてはコチラの記事で。
こういったイベントでの出会いををきっかけに交際が始まることもあります。
日本人女性はこういったイベントで声をかけられることも多いので、結構狙い目かもしれません。
とはいえ、外国人が参加するミートアップイベントというのは敷居が高く、やはりかなりの社交性が求められます。
また、後述しますが日本人女性はイージーとか言い出すチャラ男外人も多いので、警戒も必要ですね。

日本人のモテ具合
女性はモテる!男は普通
ハッキリ言って、日本人女性はモテます!
海外の女性は日本人に比べてパワーが強い傾向があり、控えめで可愛らしい日本人女性は好印象なようです。
とはいえ、本当に控えめな女性は「気難しい」とか「言葉にしないから良くわからない」という印象を与えがちで敬遠されます。
日本でちょっと活発なくらいが、海外の基準では丁度いいんでしょう。
男性はというと、特別モテるということはありません。
日本国内での恋愛と変わらず魅力的な人ならモテるし、そうでなければ・・・という感じです。
相手から来ることはないので、彼女を作りたければ声を掛けられるのを待つのではなく、自分からどんどん行動していく必要があります。
実際に、僕の見た限りでは現地に住んでいる日本人は妻が日本人、夫がオーストラリア人という構成の方が圧倒的に多かったように思います。
結婚相手を見つけて永住を狙うならば、女性の方がチャンスが多いとみて良さそうです。
注意!外人ハンターという世界共通語
ガイジンハンターという単語を知っている外国人が結構いました。
オーストラリア人、コロンビア人、ブラジル人、カナダ人から聞いたので、日本に興味のある外国人の間ではかなり有名な単語みたいです。
意味をざっくりいうと、「日本人の女はガイジンハンターで、外国人の彼氏を探している」というイメージのことです。
チャラいコロンビア人は「日本人女性は俺たちにとってはイージーだ」なんて言っていた始末です。
かなり軟派な考えで声を掛けてくる外国人が居るというのは注意した方が良いでしょう。

恋人作りが難しいわけ
留学生はパッセンジャーのよう
これは私の友達のコロンビア人が言った言葉で、とても印象に残っています。
パッセンジャーとは「乗客」という意味です。適格に言い得ている表現だと思いました。
メルボルンで出会った留学生友達はみんなそれぞれのタイミングでやってきて、またそれぞれのタイミングで帰ってしまいます。まさに電車の乗客のようです。
出会って仲良くなっても、滞在するのは1年程度であることが多いのである程度親密になった頃にお別れのタイミングがやってきます。
例えば、相手がコロンビア人だったらどうすればいいのでしょう。どちらかの国に着いていかない限り、それ以上関係を続けることは難しいです。
結婚によってビザを取るのも難しい
仮に、相手がオーストラリア人であなたがオーストラリアに住みたいと決意したとしましょう。
それでもまだ二人が結ばれるとは限りません。
結婚によってパートナービザというものを取得して、オーストラリアに移住することは可能です。
しかし、制度がどんどん厳しくなっており、今ではかなり難しいと言われています。
僕がメルボルンでアルバイトをしていた時に、ちょうどパートナービザを取得しようとしている台湾人女性がおり、かなり苦労していました。
聞いた話ではまず申請のために何十万というお金がかかり、交際関係を証明するためのメールやLINEのやり取りをすべて提出したり、一緒にいる写真を提出したりと手間もお金もかかってそれでも通らない場合があるそうです。

困難を乗り越えた人もいる
多難な国際恋愛ですが、僕の友達の中には困難を乗り越えて結ばれたカップルもいます。
大親友のブラジル人は、僕が留学している時から日本人の彼女がおり、彼女の帰国後に追いかける形で日本に移住してきました。
まだ同棲をしているだけなので永住することは決まっていませんが、留学を終えた後も仲良く付き合えている良い例です。
他にも、メルボルンで中国人女性と付き合い始めて、現在は中国に移住している日本人の友達もいます。
毎日働きながら勉強して、言葉の壁や文化の壁を乗り越えようと頑張っているようです。

国際恋愛の道は険しい!覚悟して挑むべし!
国際恋愛は考えなくてはいけない障壁が多く、遊びと割り切らない限りは苦労すること間違いなしです。
しかし、それを乗り越えた時の二人の絆はその辺のカップルでは到底及ばない強いものになるでしょう。
国際結婚に憧れる方は、衝動に身を任せずに然るべき知識を身に着けて未来に起こりうる障壁に備えておくべきでしょう。パートナーからの信頼も勝ち取れて、一石二鳥かもしれません!