ワーホリなど長期の留学で最初の壁になるのが家探し
悩めるメルボルン留学生の助けになればと、オーストラリア留学時代に経験した家探しの流れをまとめていきます。
書くことが多いのでいくつかの記事に分けて書いていきます。
この記事は家探しのタイミングと見学について!

家探しを始めるタイミング
いつから探し始めたらいい?
目安としては、今住んでいる場所を出る2週間前くらいが良いでしょう。
不安だからといってあまり早く始めすぎても、オーナーは「早く住み始めてくれる人」を探している場合もあります。
「入居希望日は1カ月後です!」なんて言うとその時点で切られてしまうこともしばしば。
選り好みしなければすぐに見つかりますので、路頭に迷う心配はしなくても平気ですよ。
見つけるまでどのくらいかかる?
選り好みしなければ3日以内で見つけられます。
とはいえ、住まいの良し悪しは留学の満足度に大きく影響するので、ちゃんと選ぶべき。
気に入る部屋を見つけるためには、5~6ヵ所程度は見学しましょう。
2日に1カ所程度見学するとして大体2週間もあれば、ある程度気に入る物件は見つけられるでしょう。
とはいえ、こればかりは完全に運。住み始めてから気づく良い点悪い点もあるので、あまり厳選しすぎても仕方がないかもしれません。

家探しの流れ
まずは物件探しに慣れよう
「2週間前に始めればいいと言われても、やっぱり不安だよ・・・」
と思っているそこアナタは、まずは物件情報探しの練習をするのがおススメ
基本は日本人コミュニティサイトで探すのが良いでしょう。
物件探しについてはこっちの記事にまとめてます。
オーナーと連絡を取ってみよう
「いいかもしれない・・・!」と思ったらすぐにオーナーに連絡しましょう!
家探しの基本は早い者勝ち!私はたった30分見学するのが遅かったせいで良い物件を他の人に取られたことがあります(笑)
少しでも良いと思ったらとにかく連絡を試みましょう。数をこなして目を養わないと部屋の良し悪しも判断できませんしね。
連絡したからといって必ず返事が来るとも限らないので、情報収集の時から選り好みしているとなかなか決まりません。
物件情報の記事には大抵連絡先のE-mailアドレスか電話番号が掲載されています。
最もメジャーな連絡手段はSMSですので、電話番号があればSMSで連絡しましょう。
見学は英語でInspectionと言います。
Hi my name is 〇〇.
I saw advertisement on 〇〇. I would like to have an inspection.
とでも送れば伝わるでしょう。
いざインスペクションへ
SMSのやり取りをして日程が決まったらいよいよインスペクション。
日本人が住んでいる物件の場合、その住人が案内役をやってくれたりするので案外苦労しません。
ネット上の物件情報に載っていなかったことはここでどんどん質問しましょう!
例えばこんなあたり
- 最寄りのスーパーはどこか
- 他の住人は何時に起きて何時に寝ているか
- 光熱費は家賃に含まれているか
- Wifiは無制限なのか
- 何人が住んでいるのか
- キッチン、シャワーの順番にルールはあるのか
などなど。他にも疑問点があればすべて消化しきりましょう!
素早く決断しよう!
部屋を見て気に入ったらできるだけ早く決断すること!
私も自分が住んでいた家の入居者探しを手伝ったことがありますが、人気の物件は毎日のようにインスペクション希望者が来ます。
引っ越し慣れした決断の速い人はインスペクションの場で即決して即日入居することもあるので、あまりもたもた悩んでいると他の人に取られます!
本命の他のインスペクションが控えているならそれを待つのも手ですが、できるだけ早く決めましょうね。

注意するポイント!
身元を明かさない物件情報
物件情報を見ていると、住所、電話番号が無かったり物件の情報が無い記事があります。
全てが悪ではありませんが、このような情報には注意が必要です!
家主を装ってインスペクションを募って犯罪を行う人が居ないわけではありません。
もちろん、ネット上に個人情報を書くのが嫌で住所や電話番号を書かない人もいます。
インスペクション前に相手の連絡先などは十分に確認し、危険性を排除することが重要です。
遅い時間のインスペクション
家主もサラリーマンである場合が多く、インスペクションの時間に夕方を指定する人が居ます。
これはもちろん仕方ないのですが、夜8時以降など不自然に遅い時間を指定されたら注意しましょう。
メルボルンは都会ですが、それでも夜になると人気が一気に無くなります。
どうしても遅い時間にしか対応してもらえないのであれば、友達を誘っていくなど何らかの対策を取りたいところです。

家賃、地域
家賃はどのくらい?
メルボルンシティ内の場合
ルームシェアであれば週$180以下の物件も多数あります。
シェアする人数が多ければ多いほど安くなる傾向があり、$150程度の家も良くあります。
オウンルームであれば週$300は覚悟しましょう。よほどお金持ちな人でなければ縁はありません。
逆に言うと、シティ内で週$220などは中々の優良物件ですので、インスペクションしてみると良いかもしれません。
メルボルンシティの外
ルームシェアであれば週$100~120程度の物件も見つけられます。
ただし、学校への通学定期などの費用が掛かるようになるので、素直にシティ内の物件を探した方が良いように思います。
オウンルームであればシティとの価格差は歴然としています。
シティから電車で30分程度離れた地域になると、週$150~180程度の物件も見つけられます。
定期代を含めてもシティに住むより安くなるのでオウンルーム希望の方はシティ外をメインに探すと良いでしょう。
おススメの地域
ルームシェアの場合
素直にシティ内で探すのがおススメです。
十分安い金額で見つけられますし、離れた場所でもそれほど安くはなりません。
また、シティのシェアハウスは高級タワーマンションである場合が多く、入居者になればジムやプールが無料で使用できるなどの特典が受けられることも多いです。
入口もオートロックだったり、警備員が巡回していたりしてセキュリティもばっちりだったりとシェアである点以外は至れり尽くせりなこともあります。
物件探しの際はこういった特典についても見逃さないようにしましょう。
オウンルームの場合
電車やトラムでシティから30分程度離れると、価格が現実的になってきたり、部屋が広かったりします。
メルボルンの電車料金は距離に関係なく一律なので、本を読むなどして電車内の時間を有効に使えるのであればシティまでの距離はそれほど問題になりません。
私はMitchamという、シティまで電車で40分程度のやや遠い場所に住んでいました。
家賃は週$180と安くはありませんが、10畳くらいありそうなオウンルームにダブルベッド付きの快適な部屋を借りていました。
同居人はオーストラリア人、イタリア人、ベトナム人と様々な国籍でしたし、かなり良い経験ができました。

でっかい庭付き一軒家!

広くて快適なお部屋でした
結局運だからあまり悩むな!
物件を決めるとき、かなり悩むと思います。
ですが、同居人がいい人かどうかなんて一緒に暮らしてみないとわかりませんし、入居前にはわからない家のルールなんかもあったりします。
「ここがいいかもしれない・・・」と感じたら、さっさと決めてしまうのも一つの手!
物件探しやインスペクションはかなり手間なので、最初の家はさっさと決めて留学生活を謳歌しましょう。
慣れてくればどの地域が住みやすいとかわかってきますし、仲の良い友達のシェアハウスに空きが出て引っ越せるかもしれません。
せっかくの海外生活だし、引っ越しは何回かするつもりで気軽に選んでみましょう!