元オーストラリア留学生のコンコンタです。
メルボルンのFederation Squareで年に一度夏に開催されるMelbourne Japanese Summer Festival
日本人としては海外で行われる日本風のお祭りというのは気になりますよね。
というわけで、僕が2018年に行ってきたときの模様をご紹介します。
食べ物以外は結構面白かったです (笑)

どんなお祭りか
場所と日時
正式名称は「Melbourne Japanese Summer Festival」
Flinders Street Stationの目の前にあるFederation Squareで毎年2月に開催されている日本風のお祭りです。
オーストラリアは季節が逆なので、2月は夏なわけです。
時刻は年によって変わることもあるようなのでイベントの告知をWebなどでチェックしましょう。
2018年は12時~17時の開催でした。
何があるの?
日本食を扱う出店や、アニメグッズなどを販売する露店が出ています。
とはいえ、日本の祭りのようにたくさん出ているわけではありません、
一番メインなのはステージパフォーマンスで、時間ごとにいろいろな出し物が催されます。
剣道のデモンストレーションや、盆踊り、太鼓演奏などなど様々です。
日本人の団体も結構参加しているので、本格的なパフォーマンスも多いです。

お祭りの様子
現地は外国人でいっぱい
当たり前といえば当たり前なんですが、外国人でいっぱいでした。
Japanese Festivalだし、日本人ばっかりだったらガッカリだなぁ…と思っていましたがそんなことは無し。
僕も語学学校で知り合ったスペイン人の友達5人と一緒に行ってきました。
日本の文化に興味を持ってもらえるのって嬉しいですよね。
外国人コスプレイヤーもちらほら
会場には、ちらほらと外国人コスプレイヤーも居ました。
イベントスタッフというわけでもなく、趣味で衣装を着てこういったイベントに参加している人のようです。
そういえばここに来る途中でも何人かすれ違ったなぁ・・・
何のキャラクターだかはわかりませんでしたが、お願いして写真を撮らせていただきました。

お顔以外掲載OKだそうなので

大盛り上がりのメインステージ
僕が言ったタイミングで見れたステージについてご紹介
とはいえ、ステージの内容を書くわけにいかないので、周囲のリアクションを中心に。
剣道部の実演ステージ
到着したときにやっていたのは、剣道のステージでした。
途中から見たので詳細は分かりませんでしたが、半分以上が日本人の剣道チームで、稽古を実演しながら英語で解説をしていました。
サムライを連想させるからか、外国人からはかなりウケが良かったようでみんなステージを真剣に見つめていました。
僕と一緒に行ったスペイン人も興味津々で、試合のルールなどいろいろと質問されました。
(高校生の時に少し体育でやっただけなので、あまり答えられませんでしたが・・・)
この剣道だけでなく、盆踊りなどの伝統的な日本文化を説明するステージは数多くあったようです。
留学先で知り合った外国人の友達に日本のことを紹介するには良いイベントだと思います。

本格的な剣道ステージ
コスプレライブステージ
その剣道の直後のステージは、オーストラリア人のサークルによるコスプレのダンスステージでした。
アニメ「ラブライブ!」の曲を音楽に合わせて踊るステージで、途中のMCはカタコトの日本語で進行されていてなかなか面白かったです。
このパフォーマンスは現地の人々にとってはなかなか衝撃的だった様子
それもそのはず。一般の人は日本のアニメなんて関わる機会はそんなにありませんし、コスプレ文化も日本に比べたらずっとマイナーです。
加えて楽曲の歌詞も日本語、MCも日本語なので友達のスペイン人もかなり呆気に取られていた様子でした。
とはいえ、珍しいパフォーマンスなので結構盛り上がっていましたし、ビデオカメラ片手に楽しんでいる観客も多くいました。

海外でも人気な日本アニメ

出店について
グッズや遊び
出店はあまり多くなく、食べ物を除けば2、3店舗くらいしかありませんでした。
1つ目のお店はおもちゃ屋さん 日本のフィギュアやプラモデルなんかが販売されています。
子供のおもちゃから、本格的なガンプラだったり数万円するフィギュアなどもマニアックなものも販売されており、結構な人だかりになっていました。
価格はシティ内のマニアックなお店で買うよりは安くて品ぞろえもあったらしく、オーストラリア人の友達が萌えフィギュアを1体買っていました。
2つ目のお店は射的のような日本のお祭りでよくあるゲームのお店でした。
プレイしなかったのでルールなどは分かりませんでしたが、日本のお祭りそのままの雰囲気でした。
とはいえ子供向けだからか、それほど人気ではなかった様子
食べ物のお店
正直これはちょっと期待外れでした・・・
出店の食べ物の多くが焼きそば、タコ焼き、お好み焼きしかなく、それらのお店が何個かある感じ
仕方がないことですが、味は日本の物とはだいぶ違く、今一つなものばかり。日本人経営のお店は僕の見た限りでは一つもありませんでした。
現地の人の好みに合わせたというわけでもなく、物足りない味付けで、この日を楽しみにしていた連れのスペイン人もがっかりしていました。
別の日にやっていたヌードルフェスティバルで食べた焼きそばとは大違いです。(こっちはかなり美味しかった!)
しかし、雰囲気やロケーションは良く、買った食べ物は近くの芝生に座って食べられます。
みんなそれぞれ好きなものを買って、「本当の味はもっと良いんだ!」とかそんな話をしながら盛り上がることができました。
ちなみに、「おーいお茶」のペットボトルなんかも売っていましたが、これは外国人の友達にはなかなか不評でした。
たしかに独特といえば独特な味ですもんね・・・。

くつろげる広い芝生

外国人の友達と行くのがおススメ!
イベント自体はとても凝っていて活気もあるんですが、私たち日本人にとってはやはり物足りない部分があります。(当たり前ですが)
現地で知り合った外国人の友達と一緒に行くのがおススメです!いろいろと日本の文化を説明したりしながら回るとお互いに盛り上がれて楽しいです。
留学生の方は、是非友達を誘って参加してみてはいかがでしょうか。