1年間メルボルンに滞在したオーストラリア留学生活の中でもかなり印象に残っているのがニューイヤーフェス
日本とは季節が真逆なので、向こうでは野外で汗を流しながら大盛り上がりするのが醍醐味!
(とはいってもメルボルンの夜は夏でも寒かったりしますが)
国営のフェスで大盛り上がりした年末カウントダウンの様子を写真付きでご紹介

年末年始のメルボルン
オーストラリアの年末休暇は長い!
オーストラリアの年末の休暇は非常に長く、約2週間ほど
それもそのはず、クリスマスはビッグイベント!当然クリスマスホリデーもありますので、12月20日あたりからず~っと休みなんです。
(羨ましいことですが、お店も大半が休みになるので外では遊びづらいです。)
年末年始は飛行機代も高く、海外旅行に行く人はちょっと珍しいかもしれませんがイベントづくしシーズンだし、季節も真逆なので実は結構いい時期なんです。
年末年始はどう過ごす?
オーストラリアでは、クリスマス~年末は家族と過ごすのが定番のようです。
シェアハウスに1人オーストラリア人が住んでいましたが、彼もクリスマス期間中は実家に帰っていました。
メルボルンシティでは大々的にニューイヤーフェスが行われ、これに参加する人がとても多いです。
街中がニューイヤーモードになり、数か所の公園ではステージが設置され野外フェスなる大規模なお祭りで、慎ましやかに過ごす日本とは正反対
年明けの瞬間には大規模の花火が高層ビルの屋上から打ち上げられ、街中大盛り上がりの大騒ぎです。

昼過ぎから友達と約束
まずは作戦を立てる
ニューイヤーフェスは国営フェス
事前にパンフレットがWeb上で公開され、公園ごとに花火の時間などが確認できます。

こんな感じのパンフレットが見られるようになる!
7~8か所くらいの公園で音楽フェスのようなイベントが開催されるので、どこに行くかの作戦が重要
例えばフリンダースストリート駅周辺なんていうのは、夜になると人混みが凄くてまともに歩けないレベル!
場所を選ばないと落ち着いて花火鑑賞をすることはできません。

駅周辺は10時過ぎでこんな感じ
語学学校の先生などから情報を入手して、昼~夜まではRichmond駅周辺の国立公園で過ごして10時の花火を鑑賞、その後Flagstaffガーデンに移動して年明けメインの花火を見ることにしました。
イベントは昼からスタート
張り切って昼の3時くらいから公園に集合!
夕方のイベントは5時からだったので流石にまだ人はいませんでした。さすがに張り切り過ぎた(笑)
とはいえ、音楽ステージ正面のなかなか良い場所にシートを張る事に成功!
それぞれ持ち寄った食べ物を広げて、みんなそれぞれ自分の国の新年の過ごし方なんかを話しながら過ごしていました。

持ち寄ったご飯を食べながら談笑
午後5時近くになるとフェスの始まりに合わせてどんどん人がやってきます。
家族連れにカップルに友達同士。とにかくいろんな人がシートを広げてフェスを楽しんでいました。

夕暮れと共に集まる人たち

ステージ周辺はこんな感じ!
始まったばかりでこの人だかりです。
日が暮れていくにつれて人が増える増える!

どんどん増える人だかり

メインステージ近くはこの人数!
これ、まだ夜の8時とかですよ。
ニューイヤーフェスはまだまだこれからが本番
第一陣の花火!
公園によって花火が打ちあがる時刻が違います。
メインの花火はシティ内に0時に打ちあがりますが、この公園は少し早くて10時に開始
規模も大きくは無いので前座っぽいやつですね
メルボルンは日が長いと言っても流石に10時近くなると真っ暗
ステージもいよいよクライマックスで、ど派手なネオンを光らせています。
ドドーン!バリバリバリ!
唐突な花火音にびっくり!
僕「えっ?!どこどこ?!」

いや、全然見えないやないかーい!!!
どこから花火が打ち上がるかについては事前情報が無かったのでこの有様・・・。人が多すぎるので移動することもできず、木越しに見るしかありませんでした。
とはいえ、ど派手な音や人々の歓声は聞こえるので雰囲気はバッチリ!
ちょっぴり残念な結果でしたが、十分楽しめました。
この花火は前座だから雰囲気でOK!次行こ次!

夜はまだまだこれから!
次の場所へ
花火が終わるや否や、人々は一斉に大移動を開始します。
そりゃあそうだ!ここからがメインイベント!
僕たちは穴場と噂のFlagstaffガーデンを目指し、歩いて移動します。
(結構距離あるんだけどトラムは激混みで乗れないしね)
30分以上歩きましたが、お祭り気分の人々に紛れて移動すると不思議と気分も盛り上がってくる!
イルミネーションを付けた家もあったりして、結構楽しみながら移動できました。
穴場とはいえ大盛り上がり
やっとついたぜFlagstaffガーデン!
フリンダースストリート駅前の尋常じゃない人だかりを見て結構心配になったんですが、噂通りここは穴場らしい。
盛り上がってはいるけど、十分にシートを広げて座れるくらいにはスペースがありました。

これでも穴場です!
穴場という割には派手なヤグラにDJブースもあり、十分大きな会場でした。
そして、迫りくる新年。
ヤグラ近くの巨大モニターにカウントダウンが映し出されます。

0時近くの会場の雰囲気

ハッピーニューイヤー!
花火に囲われる!
3…2…1…
0!!
ドドーン!ドンドン!
カウントダウン終了と同時にすさまじい花火音と歓声が鳴り響きます。

高層ビルのてっぺんから花火が打ちあがる!
もちろんこのビルだけではありません!
シティ内のいくつものビルの頂上から大量の花火が打ち上げられています。
色んな方角の空に花火が打ちあがっているので、決して見逃すことはありません!

別の方角からも打ちあがる花火!
0時になっても終わらない!
花火は20分ほど打ちあがり続けていました。
最後のど派手な一発が打ちあがり、シン…とした雰囲気の後、拍手喝采に包まれる会場
これにてニューイヤーフェスお終い…と思いきや!
DJブースでは再び音楽が流れ始め、巨大モニターも年明け前と同じように会場の映像を流し始めました。
会場の人も踊り続けていて、まだまだお祭りは終わらない感じでした。
とはいえ僕らは昼から遊び続けていたし、メルボルンの夜は冷えるのでかなりお疲れムード
新年祝いの言葉を交わして帰路に着いたのでした。

お祭り好きにはたまらないど派手なニューイヤー
日本の慎ましやかな年越しとはずいぶんと雰囲気が違い、メルボルンではみんなで盛大に盛り上がります。
僕が今回行った場所は穴場なので規模は小さめ。もっとはしゃぎたいパリピな人は州立図書館や、フリンダースストリート駅近くでもっと大騒ぎするのがオススメです!
シティ内のシェアハウスに住んでいる方は、もしかしたら家からでも花火が見られるかも!
いい部屋に住んでいる友達の家にみんなで集まるのもかなり良い楽しみ方だと思います。
年末にメルボルンに滞在している方は、大晦日の街の雰囲気を味わってみてください!