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オンライン英会話で効果を出すために 講師の選び方を考えよう
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2019年7月25日

 

元オーストラリア留学生のコンコンタです。

レアジョブ英会話で渡航の1年以上前から会話練習をした挙句、渡航後も受講を再開したくらいオンライン英会話にはお世話になりました。

 

レッスン回数も220回を超え、効果の出そうな講師の特徴もなんとなくわかってきたので書き連ねてみることにしました。

僕はレアジョブ英会話のユーザーでしたが、他のオンライン英会話でも共通していることが多いと思います。

 

 



 

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ズバリ良い講師とは

まずはザックリと良い講師の特徴をご紹介

 

初心者にとっての良い講師

初心者にとって最も大事なのは英語学習のモチベーションを維持すること

これが全てと言っても過言ではありません。

 

初心者のうちはHalloとかOKくらいしか話せないので、英会話なんて恥をかくばかりで苦痛しかありません。

そんな中で、レッスンが楽しいと少しでも思わせてくれる講師がいれば、それは良い講師です。

 

初心者のうちは伸び代の塊ですので、とにかく少しでもレッスンを楽しいと思えればそれで良いです。

続けられさえすれば英会話力は伸びていきます。

 

 

 

 

慣れてきたら教え上手な講師を探そう

レッスン回数が50回を超えるくらいになってきたら、そろそろ学習効果を考えましょう。

世界の英語人口は非常に多く、多様な人々と話をすることに慣れる必要があります。

楽しくレッスンしているだけでは伸ばせない部分が出てくるわけです。

 

一口に教え上手で学習効果の高い講師と言ってもいくつかのタイプがあります。

オンライン英会話の強みは色々な講師からレッスンを受けられるところにあるので、これを活かして色々なタイプの講師とお話ししてみましょう。

 

 

 

 

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講師のいくつかのタイプ

タイプ毎に良し悪しがある

僕がレアジョブ英会話で色々な講師のレッスンを受けた経験から、良い講師は大きく4つのタイプに分けられると思いました。

 

 

どのタイプが良しということもなく、それぞれのタイプによって得られる学習効果が違うと感じました。

個別に解説していきます。

 

 

 

ポジティブベタ誉めタイプ

Excellent! Good job!とたくさん誉めてくれる講師

初心者のうちは救われること間違いなしですし、慣れてからも話していて楽しいので気軽にレッスンできます。

 

このタイプの講師のウリは何と言ってもモチベーションが維持できること。

自信を持たせてくれますし、こちらが何か間違えても決して嫌な顔をせずに聞いてくれます。

ついつい失敗を恐がってしまうような方は、このタイプの講師のレッスンを中心に受けましょう。

 

 

 

 

学習重視の指摘タイプ

 

一見厳しく感じてしまう、こちらの文法や単語のミスを沢山してくれるタイプの講師

楽しく会話をしている途中でも「今のは過去形にするべきだよ」みたいにちょくちょく指摘をくれます。

 

事務的でちょっと楽しくないなと感じてしまうかもしれませんが、指摘をくれるのはありがたいこと。

むしろ、講師からのレッスンを受けているのは指摘をもらうためと言っても良いです。

 

留学先で英語生活をしていてわかったことですが、私たち外国人が間違った英語を喋っても誰も気にしません。

「変な英語だけど、まあ日本人だしな」と言った感じで色々と察しながら会話をしてくれます。

自分の英語が間違っていても、それに気が付ける機会がないのです。

 

間違いを正してくれるというのは英会話教室ならではのこと。

一つ上のレベル上がるためには、積極的に指摘をくれる講師のレッスンも受けていく必要があります。

 

 

 

 

堅実なテキスト徹底タイプ

あまり余計なおしゃべりはせずに、テキストに集中するタイプの講師

型にはまった教え方なので一見良くないようですが、一概にそうとも言い切れません。

 

このタイプの講師は真面目な人も多く、積極的に指摘をくれたりテキストに関連した豆知識なんかをあらかじめ準備してくれていることがあります。

僕がブックマークしていた講師の一人は、テキストに出てきた表現と類似したものをskypeのチャットに貼り付けてくれたりして、個人的にサブテキストのような情報をくれていました。

入念に準備するが故にテキストから脱線したくないのですね。

 

テキストに固執する先生=良くないなんてことはなく、こういう講師のレッスンもためになることが多いです。

 

 

 

 

おしゃべり大好き雑談タイプ

テキストにあまり触れようとせず、ひたすら雑談をしようとするタイプの講師

言うまでもなく日常会話の練習になります。

 

いわゆるおばちゃん的な年配の講師に多いタイプで、人当たりの良い人がほとんどです。

ある程度会話力があれば楽しくレッスンが受けられて、講師の国の文化などの勉強にもなります。

一番実戦に近いレッスンになるので、留学直前などには多めに受けると良いでしょう

 

 



 

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効果を出すために意識すること

各講師の特徴を踏まえた上で、レッスン効果を効率よく出すためにいくつか注意すべきことがあります。

 

話を聞いてくれている?

 

一度レッスンを受けてみて、「この人いいな」と思ってとしても少し注意が必要です。

 

講師の中には、こちらの話を聞いてくれたようで実はほとんど聞いてくれていない人もいます。

こちらの発音が悪かったり、文法が間違って意味が通っていないときでもわかったふりをして次に進めようとする講師のことです。

 

これは意外と気がつきにくく、悪い指摘もされずスイスイとレッスンが進んでいくので気持ちいい感じすらします。

しかし、間違ったまま改善もできずに進んでいくので学習効果が得られません。

 

いい講師だなと思っても、レッスンを振り返って「自分の発言に対してリアクションをしてくれたか」を気にするようにしましょう。

会話をしなければ英会話は上達しません。

 

 

 

 

ベタ褒めタイプの罠

モチベーションが続くので、ベタ褒めタイプの講師のレッスンを多く取りたくなります。

基本的にはそれで良いのですが、あまりにもこのタイプに偏りすぎるのは良くありません。

 

外国人が相手の言葉を聞き取れなかった時にとるリアクションは日本人にとってちょっと怖く感じることがあります。

ハァ?」とか、「ア?」と言った感じで聞き返され、日本人的にはタブーなリアクションなので慣れていないと凹んでしまうこととも。

(相手は威圧する気など全くなく、いたって普通のリアクションです)

 

このようにポジティブでないリアクションを返されることも多々あるので、そういうシチュエーションにも十分慣れておく必要があります。

 

 

 

 

学習重視になりすぎないように

レッスンを受けるのは指摘をもらうため と言ったことを上で書きました。

とはいえ、指摘型の講師に偏りすぎるのもやはり良くありません。

 

日常会話において、パッと言葉が浮かばなかったり少し言い回しを間違えてしまうなんて良くあることです。

指摘されることに慣れてしまうと、曖昧な表現で誤魔化すような言い回しが出てこなくなってしまいます。

 

指摘のされすぎで会話力に自信を失ってしまうこともあるので、たまには純粋に会話を楽しめるような雑談タイプの講師のレッスンも混ぜるようにしましょう。

 

 

 

 

いろんなタイプの講師と話そう

結論として言いたいことは、良い講師と言ってもいくつかのタイプがあるので、偏りなくいろんなタイプのレッスンを受けましょうということ。

 

レッスンを受けてみて、良い講師だなと思ったらブックマークをすると思います。

その時、その講師がどんなタイプの講師だったかを記憶しておくと良いでしょう。

レアジョブ英会話であれば、講師メモという機能があるのでそこに書いておきましょう。

 

何人かのブックマーク講師の枠が空いている時、タイプを考慮して自分に必要そうなレッスンを選択できると学習効果が上がります。