アマチュアお絵描きマンのコンコンタです。
このサイトの装飾に使われているイラストは全て僕が自分で描いています。
最近のグッズ製作で人気なのがアクリルスタンド(アクリルフィギュア)
立ち姿のキャラクターグッズが手軽に製作できるので、即売会などのイベントでも大人気です。
そんなアクリルスタンドをイラスト画像だけで作れるのがpixivFACTORY
色々と爆推しますが、宣伝ではないので皆さんがpixivFACTORYを使っても僕に1銭も入りません (笑)
手持ちの画像でチャチャっと作ってみたので、商売っ気無しでレポートして行きます。

pixivFACTORYのいいところ
aiデータが不要
アクリルスタンドに限らず、あらゆるグッズ製作で面倒なのが入稿データの準備
基本的に手書きのイラストのまま入稿できず、制作会社の用意したフォーマットに従って入稿データを作る必要があります。
色々と補助線が引っ張ってあって初心者には敷居が高い上、そもそもIllustratorなどのデザインソフトがないとデータ作成ができません。
pixivFACTORYではpngなどの画像ファイル一つあれば大丈夫!
ソフトも不要で、ブラウザ上で画像のはめ込み作業を行うことで簡単に入稿データを作成できます。
プレビューで細かい確認ができる
これがとても素晴らしい点!
入稿データ作成で一番心配なのがどんな風に印刷されるのかがハッキリとわからないところ
初心者は作り方を間違えることもあり、色がおかしくなったり思わぬところが見切れてしまったりします。
pixivFACTORYでは、プレビュー機能によって仕上がった時のイメージ図を見ることができます。
画像がちゃんと思った通りに収まっているかどうかはプレビューを見れば一発でわかります。

画像データを用意しよう
必要なもの
必要なものはアクリルスタンドにしたい画像ファイルのみです。
フィギュア部分だけでなく、台座部分もデザインすることができるのでアイデアがあれば画像を用意しておきましょう。

今回用意した画像
このサイトのイメージキャラクターのスーちゃんの画像で制作してみます。
解像度に注意
公式ページにある表から必要な画像の解像度を確認しておきましょう。
46×48の小さいアクリルスタンドでも1182×1300[px]が必要になります。
大きめのサイズで作りたいのなら、相応のサイズでイラストを描く必要があります。
画像の背景に注意
背景は透過された画像をしようするのがオススメです。
画像は全て繋がっている必要があり、装飾などが分離しているデザインでは制作することができません。
僕も今回の画像では装飾を一部削除しました。
画像の権利にも注意
アクリルスタンドに限った話ではないですが、使う画像の権利には気をつけましょう。
許可なく他人のイラストでグッズを作ったり、グッズ製作が公認されていない作品の二次創作イラストなどを使用してグッズ制作を依頼してはいけません。
権利元にもPixivさんにも迷惑がかかってしまいます。

入稿データを作成しよう
画像を配置しよう
データ作成画面を表示したら、まずは画像を読み込みましょう。
自分のパソコン内からドラッグ&ドロップで画像をアップロードできます。
読み込ませたら、縮小や回転を駆使して枠内に画像を配置していきます。
プレビューで確認
だいたい良いかなと思ったらプレビュー画面で出来栄えを確認しましょう。
変な部分が見切れていないか、画像の中心がズレていないかなどを確認します。

アクスタのイメージが確認できる
良さげにできたら完成!
プレビューで確認していい感じならこれで完成!
ここまでは無料で誰でも試してみることができるので、とりあえずプレビューしてみるだけでも楽しいかも!
作ったグッズは1個から注文できるので、是非セルフ注文してオリジナルグッズを手に入れましょう。

データ作りは超簡単!
作ったからには注文しよう
さあお楽しみのセルフ注文!
1個から注文できるのはありがたいですが、流石にコスパは良くありません。
70×70のスタンドで送料込みで1個2120円なり。
まあ、オーダーメイドですから仕方がありませんね。
缶バッジは2~3日でできましたが、アクリルスタンドはなかなか時間がかかるようです。
7月16日に注文しましたが、到着予定日が8月初旬になっていました。
(実際は7月30日に発送してくださいました)

完成品がこちら
ついに届いたアクリルスタンド
忘れていた頃にポストに投函されていた薄めの郵便物
注文時に表示されていた納期よりも若干早く届きました!
早く開けたくてウズウズしてきますね。
というわけで開封!

表面がこちら

裏面はこんな感じ
綺麗!可愛い!感動!
プラスチック袋も開封するとこんな感じの部品が出てきます。
裏面は真っ白です。
よく見るとポツポツ塗られていない部分がありましたが、データを確認したら僕の塗り残しでした!
早速組み立ててみましょう。

じゃじゃん!
これまで作ったグッズと並べて写真を撮ってみる。
いい感じいい感じ!
PC上の画像ファイルがそのままグッズになったみたいで本当にすごい!
RGB⇨CMYKに変換されているので、若干色味は変わっていますが特に変になったというわけではありません。
今まで画像でしか見ていなかったものが実際に物体になるとかなりテンションが上がりますね!

自分用にサラッと作れる
手持ちの画像から作るのなら30分もあればサラッと作れてしまいます。
余りに手軽で心配になってしまうくらい簡単です。
1個だけのセルフ注文はちょっとコスパが気になりますが、100個とか注文させられるよりはずっと安いです。
気に入ったら自宅の作業PCの下に飾っておくと制作のモチベーションも上がってきますし自身も湧いてくるのでオススメですよ!
皆さんも自信のある手持ちイラストを一枚選び出して、自分用のアクリルスタンドを作ってみてはいかがでしょうか!