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会社員だった私が留学を決意し、留学先を決めて渡航するまでの流れ
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2019年1月4日

会社員4年目の春 私は会社を退職してオーストラリア留学へ行く決意をしました。

どのように留学先を決め、どんな考えで退職を決断したのか。

その流れをこの記事に書きました。

 

留学を考えている会社員の方の参考になればと思います。

 

この記事はこんな方にオススメです。

 



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会社員だったころの私

こんな仕事をしていました

大手メーカーのソフト部門に所属しているSEでした。いわゆるSIerという職種ですね。

仕事で英語を使う機会というのは少なく、せいぜい英語のマニュアルを読む程度でした。

 

 

 

仕事に不満があったわけではない

仕事にはそれほど不満はありませんでした。

4年目になって順調に仕事も覚え、周囲からも認められつつある時期でした。

 

大きな会社だけあって給与も20代前半にしては高水準でしたし、福利厚生も充実していました。

確かに、残業や休出だったり、パワハラであったり辛い事もありましたが一般的なサラリーマン程度だったと思います。

 

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会社を辞める決意をしたときの話

海外留学は前から考えていた

外国人と話してみたい!という願望があり、入社2年目あたりからコツコツと英語の勉強はしていました。

TOEICスコアを一つの目標として文法、単語を勉強し、会話の練習はskypeで「レアジョブ英会話」を利用していました。

 

会社に入るまでは英語は苦手科目であり、入社時に受けたTOEICスコアは220点でした。

(ランダム回答でも取れるレベルのスコアです・・・)

 

そこから勉強を積み重ねて660点までスコアが上がり、レアジョブ英会話でも少しずつ会話の幅が広がってくるにつれて「海外留学に出てみたい!」という願望が強くなってきました。

しかし、その時すでに25歳。

同期たちも続々と結婚しはじめ、落ち着き始めていました。

 

 

 

続けていくことはできるけど退職届を出した

ITは昔からかなり好きで、勉強も苦ではありませんでした。

というより、趣味で勉強をしていけるほど好きでした。

 

たくさんの勉強も実を結び、業務の経験も積み重なり、いろんな仕事を担当できるようになるにつれて、仕事量がどんどんと増えていきました。

残業が増えることは給料が増えることにもなるので苦ではありませんでしたが、どんどんと英語の勉強時間や、趣味のお絵描きに割ける時間が少なくなっていきました。

 

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このまま定年まで趣味や夢はそっちのけにしないといけないの?

そう考えた時、「あり得ない!」という強い気持ちが沸き上がってきました。

「今後の人生の中で一番若い時」というのは今だ!今やらなかったらどんどんやりづらくなる一方だ!

そう思い立ってすぐ、参加できそうな留学エージェントの無料セミナーを予約しました。

 

そして、セミナーに行った後の最初の月曜日に、退職を上司に願い出ました。

 

 

 

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留学準備

海外留学について情報収集を開始

お恥ずかしい話ですが、海外留学を決意した時、私は海外留学について何も知りませんでした 笑

退職届を出す前にまずは情報収集だ!ということで空き時間にはひたすらグーグル検索を繰り返していました。

 

とにかく大量の情報が必要でした。

留学に必要な資金の目安、ビザの取得方法、海外転出の公的手続き、留学後の再就職、退職時の手続き、留学エージェントとは何か、語学学校へ行く必要はあるか・・・etc

ここには列挙しきれない程の調べものがあったので、1カ月程度は情報をまとめるのに時間がかかりました。

 

 

 

渡航先をオーストラリアに決めた時の話

いろいろと調べていく中で、「留学先の国によって変わる情報」というのがかなり多いことに気が付きました。

つまり、何にせよ渡航先を決めないと話が進まんということに気が付いたのです。

 

まず、英語留学の先として一般的な国が候補に挙がります。

アメリカ、フィリピン、カナダ、オーストラリアあたりが候補でした。

 

3年間以上仕事をしていて座学に飢えていたこともあり、留学に出たらまずは語学学校に通いたいと思っていました。

そこで、まずは語学学校の予算から国を選ぼうと思いました。

すると、アメリカは授業料が他の国に比べて群を抜いて高いことがわかり、まずは候補から外れました。

逆に、フィリピンは上記の4国の中で最も安く、カナダとオーストラリアが同じくらいでした。

 

次は治安です。治安が悪ければ外に出歩きづらいので、得られる経験も少なくなりそうだと考えました。

調べてみたところ、カナダ、オーストラリアは極めて治安が良いとありました。

しかし、フィリピンは首都のマニラや、セブ島などの観光地を除けば極めて治安が悪いようでした。

 

事件に巻き込まれても生きて帰れれば良い経験になるという発想もありますが、海外に住むという時点で十分挑戦的です。

ここはとにかく安全な国が良いと思い、フィリピンも候補から外しました。

 

さて、カナダとオーストラリアの2カ国に絞られましたが、最後はかなり個人的な理由で選びました。

理由の1つ目は、寒いのは嫌という理由です。

カナダは寒いです。オーストラリアは暖かそうです。

(実際にはメルボルンの冬は東京程度には寒かったですが・・・。)

 

理由の2つ目を話すとよく笑われますが、カナダには私の友達がすでに留学していました。

私もカナダに行くとなると、その友達のお尻を追いかけているようで何となく嫌な感じがしたんです。

せっかくの挑戦ですから、オンリーワンな経験が欲しかったという感じですね。

 

というわけで、留学先はオーストラリアに仮決定しました。

即座に留学エージェントを調べ、その中で信頼できそうな「オーストラリア留学センター」さんの無料セミナーを予約しました。

 

セミナーへ行った結果印象はかなり良く、留学先の都市も決まりました。

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さて、これで事前の情報収集は目途が付いた!

ということで、次の月曜日に会社に退職を申し出ました、

 

 

 

英会話の勉強をレベルアップ

留学前の調べものが一通り終わった後は、英会話の勉強時間を増やしました。

これまでは1週間に2~3回程度だったレアジョブ英会話も毎日受けるようにしました。

 

自分の力量を測るためにもTOEICに申し込み、休日はTOEIC問題集の模擬テストを1回分毎日解きました。

 

留学前にした勉強については、こちらの記事にまとめています。

留学を前向きに検討している方は、ぜひこちらの記事もお読みください。



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退職から渡航日までの1カ月間

退職に伴う公的手続きと勉強

退職日は、出発のちょうど1カ月前でした。

退職関連の公的手続きを淡々とこなす日々が続きます。

 

これまでは何も考えずサラリーマンでいたので、健康保険や国民年金など特に意識したことはなかったのですが、これを機にいろいろと勉強しました。

このあたりの手続きについては、別の記事に記載します。

 

勉強以外には、これといってやることもありません。

長い休みがあれば旅行が定番ですが、これから1年間海外に行くのに旅行に行く必要も感じませんでした。

留学中の生活への不安を少しでも減らすため、英語の勉強をし続ける毎日でした。

 

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そして留学へ

渡航前の1週間

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来週にはもう出国か・・・

そんな風に思うことはあっても、なかなか実感はわかないものでした。

スーツケースに荷物を詰める準備はしていたものの、それ以外は特にこれまでと変わりなく勉強に明け暮れる毎日です。

「他にやっておかないといけないこと無かったっけ・・・?」

と毎時間のように考えてしまうほど、いつも通りの毎日です。

 

勉強すれど勉強すれど「勉強しても意味あるのかな・・・」という不安は絶えません。

しかし実際には、ここで頑張った勉強はとても大きな意味がありました。

過去の自分には本当に感謝しています。

以下の記事にしておいてよかったとおもった勉強法についてまとめています。
留学を予定している方はぜひ読んでみてください。

 

 

 

渡航日の気持ち

出発の日は、不思議な気持ちでした。

「もう当分この家には戻ってこないんだな・・・」

なんて思うと、少し悲しい気持ちにもなりました。

 

帰ってくる頃には、一回り強い自分になれているかな?
留学先で準備不足に苦しまないかな・・・?

いろいろと考えが巡りましたが、なるようになれ!の気持ちを大事に、大荷物をもって家を出ました。

 

こういった大きな生活の変化を経験できるのも、留学の醍醐味です。

大きな環境の変化に強くなれば、きっと今後の人生も恐れず挑戦的に生きられるでしょう。