アマチュアクリエイターコンコンタです。
以前記事にもしましたが、ブログ管理人という肩書きで名刺作りました。
しかし、美少女イラスト描きとしての「コンコンタ」名義での名刺も欲しくなってきた今日この頃
というわけで、もう一種類名刺を作ってみました。メイキングと共にご覧ください。

どんな名刺にするか
ちなみに、前回作った名刺についての記事はこちら。
名刺のデータ入稿に関しての詳しいことはこちらに書いてあります。
前回が海外留学ブログの方を推したオレンジのデザインなので、今回はクリエイターブログ(このサイト)推しの青いデザインにします。
美少女イラストを描くのが趣味だし、それは前面に押し出したい。
とはいえ、あまり萌え萌えし過ぎてるのもちょっとなぁ・・・なんて考えながら、キーワードを絞り出していきます。
ざっくりとこんな感じ
- 萌えイラストを使う
- 萌え萌えしすぎない
- 前作った名刺との統一感も持たせる
- メインカラーは青(このサイトの色)
- 表裏でサイトのイメージキャラを2人使う

ラフを作っていく
まずはアナログラフ
上に挙げたキーワードをラフに描き起こしていく
萌え萌えし過ぎないためには、正面画よりも横顔かなあ・・・?
いやでも、横顔苦手だしなぁ・・・とか考えながら、結局横顔にしました。
苦手は練習しないとね。

ざっとレイアウトを図式化

イラストは別でラフを描く
必要だったかは怪しいデジタルラフ
ラフが仕上がった時点では入稿データをどう作るか決めていませんでした。
作り方の候補は2パターン
①ClipStudioで手書きでイラストは仕上げてしまう案
萌えイラストは手書きっしょ!というシンプルな発想
いつも通りに絵を描けばいいだけなので、クオリティの心配なし。アナログラフを清書するだけならそんなに時間かからない
そんな感じで、最初はこの案で行くつもり満々でしたが諸々の事情で②案でやることにしました。
クリスタで色付きのラフが仕上がったあたりで、いろいろと不安が湧いてきたからです。
②Illustratorのペンツールでイラストを作成する案
頑張ってイラレで萌えイラストを描こうという案
クオリティ面で不安があるし、何よりも手書きよりも明らかに時間がかかるのでやるつもりはありませんでした。
しかし、イラストをClipStudioで描いてイラレで文字や模様を加えるのにはいくつか不安が出てきました。

手法①の不安点
- ClipStudioで描いたイラストは色変更に少し手間がかかる
- 線の太さや形を変えるのが大変
- RGBでイラストを描いてイラレでCMYKに変換する手法になる
逆に、クリスタの利点としては彩色が早く高クオリティでできるというものがありますが、今回は色数を絞ったシルエット風デザインにするつもりだったので手書きのメリットも薄まってしまいます。
そんなこんなで、今回はキャライラストもイラレで作る手法②で頑張ってみることにしました。

ざっくり色付きラフを作成

イラレでデータ作り
文字を入れて模様も調整
まずはイラスト以外の部分を作っていく。
基本レイアウトは統一感を持たせたいので前回と同じ。サイトのロゴと名前と肩書を入れて・・・と

イラストを入れる前はこんな感じ
仕上がり具合が見たいので、仕上がり線でクリッピングマスクしています。
本来はトンボの線まで塗り足しがあります。
ラフイラストでレイアウトを確認
文字と模様の配置が終わったら、ここにキャライラストのラフを配置してレイアウトを確認します。
大きさ、色合い、文字の見やすさなどをペン入れ前に確認しましょう。
いざ!キャライラスト作成
レイアウトがいい感じなら、いよいよキャライラスト作り
ラフイラストの不透明度を下げて配置し、ペンツールでトレスしていきます。
前髪、後ろ髪、輪郭などパーツごとにパスを引いていきます。
最後に塗り色を入れて微調整

塗りをつけた時のことを考えながらパーツを作っていこう
入稿用フォーマットに移動
キャライラストも完成し、文字組みなども終わったら入稿用フォーマットを作成しましょう。
ラクスルのテンプレートページからダウンロードできます。
名刺を作ったことがない方は、テンプレートだけでも見てみると制作のイメージが湧くとおもいます。
テンプレートのaiファイル一つにつき、片面のデザインを作成します。
つまり、両面デザインであれば2ファイルを用意するいうことになります。

説明書きをよく読んで作ろう

ラクスルの入稿はすごいぞ
かかった費用
両面カラー印刷 用紙はマット紙220kg 100枚で800円
これに加えて、送料が470円 消費税が102円
合計で1372円でした。
2種類のデータチェック
ラクスルさんの特徴として、データチェックの方法が2種類あります。
- 人によるチェック「オペレーターチェック入稿」
- 機会によるチェック「スピードチェック入稿」
オペレーターさんのチェックだと、納期が追加で何日かかかります。
わざわざ人にチェックしてもらう必要もなさそうなので、今回はスピードチェック入稿を利用しました。
わかりやすいプレビュー機能
スピードチェック入稿のプレビュー画面がとにかくわかりやすかった!
まずはブラウザ上で入稿用のデータを表裏それぞれアップロードします。
すると、自動的にインク量や、文字のアウトライン化などのチェックを実施してくれます。
さらに、塗り足し部分を切り落としたプレビューを表示してくれます。
疲れているときは、どこまでが仕上がりで見える部分だかわけわからなくなって凡ミスすることがあるのでこの機能は嬉しい!
確認画面では表裏の見え方も確認できます。アニメーション動作で印刷物のモデルをくるくる回してみることができるので「裏返した時の向きが思ってたのと違った!」なんてミスも防げます。

モックアップまで表示してくれるプレビュー機能
スクショを取っていなかったので、ラクスルさんのページからの引用です。

ついに届いた新名刺
到着!
発送方法がメール便か宅配便で選べましたが、今回は諸事情で宅配便にしました。

緩衝材入りの手厚い梱包

おしゃれなプラスチックケースに入っています
仕上がり!

表面はこんな感じ!

裏面!

用紙の質感
この写真で伝わるかな・・・?
今回は試しにマット紙にしましたが、マットコート紙にすればよかったなぁとちょっと後悔
コートされてない分、少し曲がってしまうし手触りがよくないですね。良い勉強でした。

総合的には大満足
萌えイラストをイラレで描くところとか、マット紙で作ったこととか、いろいろと新しい要素も取り入れた今回の名刺作り
やってみて非常に良かったと思います。
結構時間もかかりましたし、不満足な点もありますがとても良い勉強になりました。
特に用紙のこと。やっぱり印刷してみないとわかりませんね。またひとつ賢くなりました。
そんなこんなで良い経験になる名刺作り
イラストやデザインを嗜む方は、是非一度やってみてください。自分の作ったものが形になるとやはりうれしいし、モチベーションも爆上がりしますよ!
もし興味があったら、関連記事にある前回の名刺作り記事も見てみてくださいね。