twitterは見てるだけでも時間がいくらでも潰せて結構楽しい。
でも、よく言われるのがソーシャルメディアストレス
ふとした投稿を見ただけで胸糞悪くなったり、イライラしたりすることが結構あります。
そんなストレスを軽減する魔法の言葉は「関係ない」
自分のこの人は関係ない。自分とこの事件は関係ない。今の生活とこのツイートは関係ない。
この言葉を心の中で使いこなすだけで、かなりストレスは軽減されます。
詳しくは以下!

交流から来るストレスは定番
他人との交流ストレス
SNSは他人と交流するツール
最近では、twitterなどの交流を目的としない「ソーシャルメディア」という形が多いですが、そちらも交流用途で使っている人は多い。
もはや当たり前の話ですが交流があればすれ違いも起こり、衝突もある。
相手の顔が見えなかろうが、文字だけのやり取りであろうが現実とそんなに差はありません。
SNSやソーシャルメディアと現実世界の一番の違いは「関係が切りやすいこと」
現実世界では「あなたとはもう会わない!」とキッパリ関係を切ることは難しいです。
ソーシャルメディアはそれができます。そこがストレス軽減の肝です。
きっかけが相手ならスルーしかない
ソーシャルメディア上の交流で、誰かから攻撃を受けているのなら、それはもうスルーするのが一番の対策
twitterの「ミュート」は相手に通知なく気に入らないものをシャットアウトできる機能なので、ぜひ活用しましょう。
人にはみんな良い面と悪い面があり、「こういうところさえ直してくれればっ!」と思うことはよくあります。
その心は少し危険で、相手の悪い所を咎めて自分好みに修正したくなっていると言えます。
現実世界なら言わなくても、twitter上ではつい言ってしまいがちなので、自分も攻撃者にならないように注意が必要です。
付き合いたくても付き合えないこともある
twitter上では、普段接することのできないような人とも接触できます。
それ故に、本来は友達になれないような人も身近に感じられてしまうこともあります。
しかし、残念ながら人の時間は有限。すでにたくさんの友達を持っている人は、これ以上友達を増やしても時間を割くことができません。
自分が仲良くなりたいと思っても、相手はすでに十分すぎるほどの交流を持っているかも。
悲しいことですが、相手から切られてしまうこともSNS上ではありがち
付き合えない人もいると予め覚悟しておいて、いざというときにストレスを感じすぎないようにしましょう。

自分と違う意見のツイートには引き寄せられる!
反論したい気持ちをグッとこらえて!
時々、自分の意見とは違うツイートがタイムラインに流れてくることがあります。
僕の例で言えば、「ブログをやっている奴はヒマなやつだ!」みたいな意見
こういう、自分の立場を否定されるようなツイートはついつい読んでしまいがちで、「否定しなければ!!」みたいな欲求まで湧き上がってきます。
これは人間の本能的なものらしく、自分を否定するような意見を見ると人間の脳は、危機的な状況であるという認知をしてしまうんだとか。
でも、落ち着いてください。
そこで欲求に負けて否定しても、そのツイート主は多分理解してくれません。
仮に反論のリプライやツイートをするとしても、ダメ元の気持ちを持ちましょう。
こんなイライラはtwitterをやっていなければ出会うはずが無かったもの。本来関係が無かったはずのものです。
世界のどこかで自分と意見の違う人がツイッターを利用しているだけのこと。一生顔を合わせることは無いでしょうし私たちとは関係ありません。
スルーしても全く問題は無いのです。

事件、事故に関するツイートにも注意
有益な情報ではあるけれど
「こんな事件がありました!」というツイートが時々流れてきますよね。
聞きなれない犯罪の手口であったり、変質者の話であったり、有益な情報であることも多いです。
ですが、これらにも注意が必要。
こういうツイートを見るだけで、無自覚の内に脳は影響を受けているそうです。
具体的な例で説明するとわかりやすいです。
以下のクイズについて、できるだけ直感で考えてみてください。
Q.以下の死因の中で、年間の平均死者数が多いのはどちらでしょう。
①交通事故
②脳卒中
実際のデータは以下です。
- 交通事故:(平成30年) 3、532人
- 脳卒中 : (毎年平均) 約11万人
なんと、毎年脳卒中で交通事故の30倍近い方々が亡くなられています。
多くの方は交通事故の方が多いと予想したでしょうし、脳卒中と予想した人の中でもここまで大差があると予想した方は少ないと思います。
これは、人間の脳が「知っている例が多い」ことは「発生確率が高い」と判断する傾向があるからです。
交通事故は報道数が多いので、知っている例の数が非常に多いために発生確率が過大評価されているわけです。
twitterの利用は、この認識エラーを助長することがあります。
遠い地域の数人の変質者の晒しツイートを連続で数件見てしまうと、この世が変質者だらけのような気がしてしまいます。
犯罪や横暴な人の情報をたくさん見ていると、世の中の人が信用できなくなってしまいます。
これは本能的なものなので、なかなか抑制しがたいそうです。
ソーシャルメディアやテレビで話題になるのは滅多に起こらない珍しい事件
ツイート(報道)の数=発生頻度ではない!
これを肝に銘じて情報収集をしましょう。大抵の出来事は、私たちとは関係がありません。
警戒モードはかえって危険なことも
twitterでもテレビでも、不安を煽るコンテンツは人目を引きやすくて強力
頻繁に話題に上がるので、目に入れざるを得ません。
もちろん犯罪や事故には警戒が必要ですが、メディアに影響されて過剰な警戒モードに入ってしまうのもリスクが大きいです。
他人を信用できなくなれば、新しい友達はできません。
新しい土地に行くのが怖くなってしまえば、見識は広がりません。
警戒モードで縮こまって生き続ければ、年齢のわりに人生経験の少ない人間になってしまいます。
充実した人生を送るためにも、許容できるリスクかどうかは自分で考えられるとよいですね。

胸糞悪い話への興味は我慢せよ
胸糞悪い話は楽しい?!
胸糞悪そうな話って、ついつい読んでしまいがちじゃないですか?僕はつい読みたくなります。
ネットサーフィン中に「こんなクレームが来て最悪な気分!」みたいな記事を見つけるとつい開いてしまいます。
苦しんでる人のことは知らなくてはいけない!みたいな正義感からくるんでしょうか。
決して悪い事ではないと思いますが、読んで楽しい話では無いですし好奇心に身を任せているにすぎません。
コントロールできないと、自分には関係ない他人の話でストレスを溜めてしまうことになります。
胸糞悪い話から来るストレス
世の中には本当に悪い人も居て、信じられないくらい胸糞悪い話がtwitter上にはいくつも転がっています。
大抵の場合、自分にも近い経験があって、悪い思い出が蘇ってきてしまったりします。
未婚の人が「嫁姑問題」みたいな物を読めば結婚が怖くなるでしょうし、上司から嫌がらせを受けた話を読めば明日の仕事が怖くなるかもしれません。
そんなリスクがあるわりに得るものが少ないことが大半なので、基本的には読まない方が無難でしょう。
僕はツイートを1行読んで「あ、胸糞悪い系だ!」って思ったら即座に読み飛ばしています。
ソーシャルメディアを使う時には、いつでも「バズるのは珍しいもの」という意識を忘れないようにしましょう。
悪質クレーマーに関するツイートがタイムラインに100件流れてきたとしても、世の中の99%の利用者は善良な人たちです。
メディア上の出来事の多くは自分には関係ない。
心の隅にとめておくだけ。
この心がけを忘れなければ、twitterで憤ることも少なくなるでしょう。