結論から言うと?!
私の意見としては、英語の事前学習はするべきです。
確かに、英語が話せなくとも、暮らせないことはありません。
しかし、事前学習をすることで、より有意義な留学生活を過ごせることは間違いありません。
実際に、私は渡航前に勉強をしてTOEICスコア650点を獲得できる程度の実力を持ってから留学に臨みました。
この記事はこんな内容について、実体験をもとにした私の意見を述べています!
こんな人におすすめです!
- これから海外留学に行く予定の方
- 海外留学に行くことを検討している方
- 長期で海外に住むことを予定している方
「これから外国の学校で英語の勉強をするのに、日本で英語の勉強をする意味なんてあるの・・・?」
こんな風にお考えの方は、ぜひこの記事を読んでください!!

事前学習するとどんな良いことが?
「これから外国の学校で英語の勉強をするのに、日本で英語の勉強をする意味なんてあるの・・・?」
「みっちり海外で英語を勉強する予定なんだし、日本での勉強なんてやる気が出ない・・・。」
留学を控えた皆さんの中には、こんな風に考えている方もいるのではないでしょうか?
私も事前学習を重ねながら、「こんな勉強に意味があるのか・・・」と悩んでいました。
しかし実際には、日本で重ねてきた事前学習は私の留学生活をいろんな場面で助けてくれました!
語学学校の中で感じたメリット
英語のレベルアップを目的として海外留学をする場合、英語の語学学校に通う方が多いと思います。
そういった方々には、特に事前学習しておくことをお勧めしたいです。
英語学校で勉強するために日本で英語を勉強する・・・っていうのはちょっと変に感じるかもしれません。
しかし、何も変ではありません!事前学習をすれば、語学学校生活はとっても豊かになるんです!!

ハイレベルなクラスで学習できる
多くの語学学校では、クラスが生徒の英語力によって分けられており、入学時にレベル分けのテストを行います。
このレベル分け試験の結果によって、今後数カ月過ごすクラスのレベルが決まるわけです。
これから海外で語学学校に通おうと考えている全ての方に伝えたいのですが、ハイレベルなクラスに所属するということは非常に重要です。
「高いレベルの授業が受けられるから? それってそんなに重要?」
ハイレベルなクラスに所属するメリットは、テキストのレベルが高いことではありません。
重要なのは、クラスメイトの英語力の高さです。
海外に留学に行ったとはいえ、語学学校のクラスメイトは留学中の皆さんと同じように「英語を勉強中の学生」です。
低いレベルのクラスに所属すれば、周りの生徒も英語を話すことができないのです。
海外の語学学校は基本的に多国籍です。
英語を勉強中のスペイン語圏の方や、フランス人の方や、韓国人の方などがクラスメイトです。
違う言語圏の出身者のカタコト英語は、発音も大きく異なるためなかなか理解できません。
英語力がない生徒同士では、英会話の練習相手にならないばかりか、意思疎通すら困難になり、「ただ同じ部屋で勉強している外国人」程度の関係にしかなれない可能性があります。
そうなってしまうと結局日本人の友達しかできず、憧れの海外学生ライフも充実感の低いものになってしまうかもしれません。

勉強熱心な友達ができやすい
せっかくの海外留学です。 現地では日本人よりも、外国人の友達を多く作りたいですよね?
当たり前のことですが、英語力が高ければコミュニケーションが取りやすく、外国人の友達が作りやすいです。
しかし、語学学校の中ではそれ以上のメリットがあります。
ハイレベルな英語力を持つ生徒は日本人に限らず勉強熱心な人がほとんどです。
熱心な人達は自由時間も極力英語を話そうとしていますので、英語が上手な友人を持ちたいと思う人が多いのです。
つまり、あなたが高い英会話力を持っていれば、あなたと友達になりたいと思う人が多くなるのです。
ちょっと打算的でイヤな感じもしますが、あくまで出会いのキッカケの話です。
休日にショッピングへ行き、夜はバーへ行き、お互いのことをよく知った後はそんな打算的なことは忘れ、留学生活を共に楽しむ大切な友人となることでしょう。
私がオーストラリアの語学学校で勉強をしていて感じたのは、「英語力がある人ほど、その英語力をさらに高められる」ということです。
強い人がより強く・・・といった感じですね。
日本でできる勉強は日本でして英語力を磨き、語学学校で英語が上手な友達をつくり、留学の効果をアップさせましょう!!
~ 事前学習のメリットまとめ ~語学学校編~ ~
- ハイレベルなクラスに所属してハイレベルなクラスメイトと勉強できる!
- 英語力が高ければ学校の人気者に!友達をたくさん作って素敵な英会話ライフを!
生活の中で感じたメリット

生活のストレスが軽減される。
海外での生活はとにかく疲れます。
言葉の壁はもちろんのこと、法律、細かいマナーや文化の違いに悩む日々が続き、ストレスを感じることも少なくありません。
私も海外で暮らす中、最初の1、2カ月は新しいものづくしでエキサイトしていたものの、3カ月目あたりから疲れを感じ始めるようになりました。
生活の中での一番のストレスは、やはり言葉の壁に関するトラブルや不安です。
私が留学生活の中でストレスを感じた場面をいくつかピックアップしてみました。
- 買い物の英会話で躓き、スタッフから嫌な顔をされた。
- 友達のジョークに上手に反応できず、もどかしい思いをした。
- 携帯料金の請求額が高く、問い合わせの英会話で戸惑った。
上に挙げたのはほんの一例です。
特に、留学生活の最初では家探しや、学校の手続き、携帯の契約、銀行口座の開設など、イベントが目白押しです。
学校での英語の授業がスタートしたばかりなのに、たくさんのイベントを英語でこなさなければなりません。
日本での事前学習で少しでも英会話力を高めて、留学のスタートダッシュをより良いものにしましょう!

いろんなイベントに参加できる。
これは留学先がどの国かにもよります。
私が留学していたメルボルンでは、新しい人と出会うためのイベントがたくさんありました。
具体的に言うと、シティ内のバーで週二回やっていたLanguage Exchange という言語交換のイベントなどです。
(このイベントの詳細はほかの記事で書きます!)
人と出会って話をするようなイベントに参加できれば、新しい友達を作るチャンスは格段に増えます。
現地人の友達を作れれば、英会話のチャンスも増えるし、海外の文化をよりよく知ることができます。
日本にはこのようなイベントはあまりありませんので、少しハードルが高く感じられるかもしれません。
しかし、イベントで会う人の中には、「日本人と話してみたい!」という人も少なくありませんでしたし、そういった人が相手であればカタコトの英語でも耳を傾けてもらえるでしょう。
日本である程度練習しておけば、その英会話力でも話をすることはできます。
(実際に、私は留学してすぐにこのようなイベントに参加していました。)
英語の練習のためにも、日本ではできない経験をするためにも、イベントに参加して人と話せるレベルの英語力が確保できていれば、留学生活はより豊かになるでしょう!
~ 事前学習のメリットまとめ ~日常生活編~ ~
- 日常会話の躓きを少しでも減らして、留学生活のストレスを軽減しよう!
- 会話イベントに参加できる英語力があれば、留学生活は格段に豊かになるぞ!

どんな勉強をしたらいいの?
やって良かったと思う勉強法とやっておけばよかったと思った勉強法をまとめました。
こちらの記事をお読みください。

じゃあ、どの程度勉強すれば留学していいの?

渡航日を決めてしまおう!
とてもザックリな言い方になりますが、時間の許す限りで勉強してください。
「留学に行く日を決め、その日までできる限りの努力をする」というのが最も合理的だと思います。

自主学習する時間を確保するために留学を延期するのは本末転倒です。
「もう少し勉強してから留学した方がいいのかも・・・」
この記事を読んでそう思ったとしても、留学を延期することはしないでください。
人生で留学できるチャンスはせいぜい1回か2回程度でしょう。
今あるチャンスを逃せば一生できないかもしれません。
英語ができなくて渡航先で苦労することがあっても、それを経験することこそが留学の意義です。
どんなに準備したところで、留学先でのつまづきが一切ないなんていうことはあり得ません。
ただ、あなたの留学をほんの少し有意義にするために勉強をしてほしいと言いたいのです。
あなたがアドベンチャーに飛び出すその日までで、できる限りのことをしてください。
留学に向けて努力した準備の全てが、きっと未来のあなたを助けてくれます。