元オーストラリア留学生のコンコンタです。
1年間メルボルンに滞在し、アルバイトをしながら語学留学をしていました。
オーストラリア生活の中で驚いたことと言えば真夏のクリスマス!
南半球なので季節が真逆なんですね。
そんな夏のクリスマスをオーストラリアではどんな風に過ごすのかご紹介していきます。

クリスマス休暇がある
長〜いクリスマス休暇!
オーストラリアのクリスマス休暇は約1週間半!
日本にはこれほど長い休みは無いのでちょっと羨ましいですよね。
毎年だいたい12月22日ごろから1月2日までお休みになります。
どこもかしこもお休み
クリスマス休暇期間中はほとんどの施設がお休みになります。
街中にあるカフェはもちろんのこと、都市部でないのならスーパーすら空いていません。
(大手のスーパーなら営業時間を絞って営業してくれています)
当然ながら語学学校もお休みでなので、留学生としては異国のクリスマスを満喫するチャンス!
友達を誘ってビーチにバーベキューにお祭りにと夏を満喫しましょう!
仕事探しはお早めに
ワーキングホリデーで留学に来ている方の中には、仕事探し中の人もいるでしょう。
そんな方にお伝えしたいのは、仕事は11月上旬までに見つけられるように頑張ろう!ということです。
多くのレストランはクリスマス休暇直前に繁忙期を迎えます。
新しく人を入れるのであれば、その期間よりも前に入れてトレーニングを済ませておかないといけません。
11月下旬〜12月は新規に人を雇うことは無いようなので、11月上旬に決めておかないと2ヶ月近く働き始めるのが遅くなってしまいます。
僕はクリスマス期間中に求職していたタイプでしたが、履歴書を持っていった多くのレストランであまり相手にされてない感じがありました。
「今はクリスマス直前だから、休暇が明けてから連絡するかも」なんてことを何度か言われました。
(もちろん、休暇明けに連絡は来ません)

クリスマスといえば?
サーフボードに乗ったサンタクロース
オーストラリアのクリスマスは真夏 絶好のビーチシーズンです。
当然ホワイトクリスマスなんて言葉もなく、クリスマスで雪が連想されることなんて決してありません。
サンタクロースはソリに乗って来られるわけもないのでトナカイと一緒にいることは無いです。
イラストによっては半袖短パンでサーフボードに乗っていたりいます。

街ではみんな半袖短パン
ジングルベルの歌詞が違う
僕が一番驚いたのがこれ!
クリスマスの定番ソング「ジングルベル」にはオーストラリア版の歌詞があるんです。
当然「雪」とか「ソリ」なんて言葉は出てきません。
1番の歌詞だけ抜粋してきました。
Dashing through the bush, in a rusty Holden Ute,
(錆びたホールデンユートで芝生の中を駆け抜ける)
Kicking up the dust, esky in the boot,
(チリを巻き上げながら、トランクの中にはクーラーボックス)
Kelpie by my side, singing Christmas songs,
(ケルピーは僕のそばに、クリスマスソングを歌いながら)
It’s Summer time and I am in my singlet, shorts and thongs
(今は夏だ ノースリーブでビーチサンダル履いて)
Oh! Jingle bells, jingle bells, jingle all the way,
(ジングルベル!ジングルベル!鈴が鳴る)
Christmas in Australia on a scorching summers day, Hey!
(暑い暑い夏のオーストラリアのクリスマス! ヘイ!)
Jingle bells, jingle bells, Christmas time is beaut!,
(ジングルベル!ジングルベル! クリスマスは素晴らしい!)
Oh what fun it is to ride in a rusty Holden Ute.
(ああ、なんて楽しい 錆びたホールデンユートに乗って)
僕の訳なので不適切だったらごめんなさい。
歌の所々にオーストラリアのスラングや、オーストラリアの特有の名刺が出てきます。
ホールデンユートというのはオーストラリアのホールデン社が作ったピックアップトラックの略称です。
こんな形の車で、オーストラリアでは至る所に走っています。
フルバージョンはYoutubeでも聞くことができます。
夏を満喫するオーストラリアの雰囲気が伝わってきて楽しいので、ぜひ聞いてみてください。
家族でバーベキューが定番
ジングルベルの動画を見ていただければなんとなく雰囲気は伝わるでしょう。
クリスマス休暇中はみんな実家に帰り、家族でバーベキューでもしながら過ごすのが定番のようです。
確かにクリスマス休暇中はメルボルンシティ内のオーストラリア人の割合が少なかったように思います。
皆郊外に住む両親の家に帰っていたのかもしれませんね。
賑わうビーチ
クリスマスといえばビーチも定番
メルボルン近隣のビーチはクリスマスシーズン中に大変賑わっており、クリスマス用の装飾がされている場所も至る所にありました。
ただし、オーストラリアの夏は非常に陽が長いので、イルミネーションは少なめ。
夜10時近くまで明るく、その時間までビーチにいる人も少ないので当然ですね。

クリスマスの後はすぐにニューイヤー
クリスマスの方が大イベント
日本とは違い、オーストラリアではクリスマスの方がウエイトが大きめ
12月25日を過ぎてもしばらくはクリスマスムードです。
12月30日くらいになってようやく年末年始ムードになってきます。
メルボルンの年末年始は盛大
とはいえ、ニューイヤーの祝い方はとても盛大。
メルボルンでは国営のフェスがそこかしこで開催されて、音楽ステージが設置されます。
年越しの瞬間には日本でも見られないような盛大な花火が街中に打ち上げられ、日本とは違う賑やかな雰囲気で年越しを迎えます。
ニューイヤーフェスの模様が別の記事に書いたので、興味があればこちらで

クリスマスは旅行にオススメ!
メルボルンの夏は面白い
お休みが取れるかどうかはともかくとして、クリスマスシーズンにオーストラリア旅行をするのは非常にオススメです。
街中のカフェなどが閉まっているのは残念ではありますが、ビーチや公園はとても賑やかで、海外気分を味わうのにうってつけです。
特にメルボルンの夏は湿気が少ないので比較的過ごしやすく、日本とはガラッと違う空気になるので気分転換にピッタリ
もしも12月に大きな休みが取れるなら、クリスマスシーズンのオーストラリアを訪れてみてはいかがでしょうか。